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不定期ですが、山佐木材の日々の出来事をご紹介しています。

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M田部長のぶらり旅(番外編)コアジサシが帰ってきました!

 2017年6月、志布志湾沿岸の鳥友だちからうれしい知らせが届きました。志布志市から大崎町にかけての海岸にアジサシの仲間が100羽以上飛来しており、営巣をはじめた可能性もある。コアジサシが主だが、他のアジサシ類も混じっているようだというのです。

  

 コアジサシは、チドリ目カモメ科の鳥、大きさはハトぐらい。白い翼と尾羽を広げて糸を引くように飛翔する姿や獲物を狙うときのホバリングはさながらツバメを思わせるほどです。日本には4月ごろから夏鳥として渡来し、海岸や河川の砂地にコロニーを作って繁殖します。

 

 10年ほど前までは、志布志湾沿岸でもその姿は夏の風物詩で、志布志市から肝付町までの河口や砂浜にいくつかのコロニーが形成され、6,7月には雛たちの可愛らしい姿を見ることができたのです。しかし、ここ数年集団でこの地に渡来することはほとんどなくなり、もちろん営巣を観察することは皆無となっていました。鹿児島県の2016年改訂レッドデータブックでは絶滅危惧種Ⅰ類(絶滅の危機に瀕している種)にはいってしまいました。※1

 そのような中、2年前から志布志市在住の方がたが、志布志湾にコアジサシを呼び戻す環境を整備しようと営巣地の造成やデコイの設置などの活動を続けておられます。

  参照:2016年4月ぶらり旅(番外編)「帰っておいでコアジサシ ボランティア活動 in 志布志」 

 

 鳥友だちからの情報を得て、早速大崎町の海岸に行ってみました。青い空と海を背景に数十羽のコアジサシが飛び交い、砂地のあちらこちらに抱卵をするようにしゃがみ込んだ固体を観ることができました。運がよければ雛がかえるかも知れません。(写真は2017.6.29 益丸海岸)

 

 

 これから本格的な夏を迎え、この辺りの海岸には人や車も入ってきます。花火大会の大きな音も響くこともあるでしょう。何といっても大波寄せる台風がやってくる季節。

 久しぶりに帰ってきてくれたコアジサシたちが、何とか無事に、うまくいけば子育てをしながら、この夏を乗り切ってくれることを祈るばかりです。

 

 ※1 環境省平成24 年8月作成の第4次レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類に位置づけられている。

 

(できれば次回で続きを M田) 


参考文献

「鹿児島県レッドリスト 平成26年改訂」

「環境省レッドリスト 2017」

 環境省「コアジサシ繁殖地の保全・配慮指針」平成26年3月

「フィールドガイド 日本の野鳥」高野伸二著

 

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M田部長のぶらり旅 with N野・本町商店街の原田印刷さん 「活版印刷と米粒」(その2)

 ここ肝付町本町には、間口が狭く奥行きの長い町屋づくりが残されています。原田印刷さんのお店もそのひとつ。店に入ると狭い通路の左側に、よく油拭きされ磨かれた印刷機、そして機械越しの壁一面に活字が並べて置いてあります。ほかのいくつかの機械もこの並びにそって置かれていますが、どれも少し暗いお店の中で鈍く輝いており、いつでもスタンバイできる状態に整備されているようです。 

 

 この印刷機械は昭和36年製。60年近くこの店の稼ぎ頭として働いていることになります。もうすぐ還暦ですね。この機械、当初は足踏み式の人力駆動で大変だったようですが、今は右側のモーターで時間2500枚まで印刷可能とのことです。試しに動かしてもらいました。カムと歯車だけで制御された機械は、サラッサラッと実に軽やかな、いい音で回ってくれました。原田さんにお聞きしたところでは、活版印刷機のうちこの機種で鹿児島県内に残っているのはこれともう1台の2台だけになってしまったのではないかとのことでした。

 

では、活版印刷の「活」字について。

 

 壁いっぱいの活字は、漢字やかななどの和文は1文字ごとに数個から十数個、数字は数十個ずつ並んでいます。文字の大きさは7段階。最小は1mm未満。原田さんいわく、「鉛で鋳造されている活字はとても柔らかくて、床に顔(文字面)から落とすとつぶれて使い物にならなくなる。だから大事に扱います。また、横(側面)に圧力が加わってへこむと他の面のどこかが膨らんで、盤面にきれいに並ばなくなる、そのときは尻叩きするとまっすぐに直るんですよ。」なんか大切な子どものことを話されているような口ぶりでした。

 

 活版印刷の手順の第一。「文選箱」という掌より少し大きい小箱に活字を拾う工程をちょっとだけ見せてもらいました。この箱に文書の段ごとの文字を左詰めで拾っていきます。本格的にやれば活字の壁を右へ左へ移動しながら、根気の要る地道な作業となることでしょう。 

 

 

 その後、手順第二にはいります。文選箱に拾った活字を植字板に並べて印字面を作っていく工程(ゲラ)。真鍮製の真っ平らな植字板の上に活字や薄い金属板を組み合わせながら置いていくのです。文字間隔が金属板で、厚さは0.1mmくらいから、倍々で厚みを増していきます。キーボードで調整していくのとは全く異なる職人技に驚くほかはありません。

活版印刷の工程はまだまだ先があるのですが今回はここまで。

 

 二つの工程を見せてもらって、あのミニチュアバードカービングを作る素を十分に理解することができたように思います。

 鳥と活字面という違いはありますが、対象物を真剣にとらえ、探求し、細かい作業をいとわずに具現化していく気持ちと技の結集力があればこそ可能になることなのでしょう。生半可ではとてもできないことのようです。感服致しました。ありがとうございました。

 

 ところで、「原田さん、こんな小さい字が眼鏡かけないで見えるんですか?」というM田の老眼鏡必須の愚問に、原田さんがにこにこしながら出してくれた答えが、これ。

 下の四角い箱の中に一つ見えているのは米粒です。曰く「米に名前とか文字を書くんですよ。眼鏡なしで。」いやはや・・・、凄いのひとこと。この次にはM田の氏名も書いてくれるそうです。

 

 パソコンとプリンターで安直に印刷ができてしまう今日、私たちの業務のなかでは活版印刷をお願いすることもほとんどなくなりましたが、原田印刷さんには、学校の通信簿封筒、名刺の印刷などの依頼があるそうです。アナログでしか出せない味のある職人技の印刷物。まずは名刺からお願いしたくなりました。

 

(次は夏の海か M田)

 

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「山神祭」を行いました

 平成29年6月9日(金)、本年度一回目の 「山神祭」(やまんかんまつり)を行いました。
今回は旧暦五月十六日の「山神祭」。本来は6月10日ですが、引き寄せて金曜日夕方に実施しました。

 

今回から安全祈願は各自神棚に行ってから2階に集合。会議室に入りきれないほど賑わいます。

 

 

今回の司会は、集成材部の日高君


メルマガ4月号の「我が社のホープ」に登場した期待の若手です。

 

(なかば無理やり)司会に抜擢され、大きな声で明るい司会ぶりでした。お疲れさまでした。

 

 

 

 

 

社長からは山神祭についてお話があり、「木六竹八」(※)という言葉が紹介されました。

 

※木を伐るのは旧暦6月以降、竹を伐るのは旧暦8月以降が良いということを表す言葉

 

 

 

榎原専務の「乾杯」を合図に宴会スタート。

乾杯!
乾杯!

 

料理が毎回の楽しみになっている山神祭。今回も、山佐木材シェフの皆さんが大活躍です。

・社長特製「牛すじカレー」、「牛吸」。

・前田部長特製「タンドリーチキン」、「ポテトサラダ」。

・中島君特製「汁無し坦々麺」。総務女性陣による「おにぎり」など、美味しそうな料理が並び、若者たちの食欲を満たしていました。

準備いただいた皆さん、どうもありがとうございました。

牛すじカレー
牛すじカレー
牛吸
牛吸

タンドリーチキン
タンドリーチキン
汁無し坦々麺
汁無し坦々麺
ポテトサラダ
ポテトサラダ
とりあえず食べる
とりあえず食べる


 

山神祭恒例、ニューフェイスの紹介もありました。

中にはニューフェイスに見えないような大先輩方も。

稲田顧問
稲田顧問
OBの片野坂さん
OBの片野坂さん

 

山神祭は、部門や年齢を超えて、社員同士のコミュニケーションも育む場となっています。

焼酎が進むにつれて、話の内容も濃くなっていき(?)、あっという間に夜がふけていくのでした。

(遅くまで残って後片付けいただいた皆さん、どうもありがとうございました)

何やら相談中?
何やら相談中?
この日は満月でした
この日は満月でした

 

これから梅雨に入り、暑い時期を迎えますが、社員一丸となり、安全と健康第一で事故の無いように努めて参ります。

(実は文化委員長 M理)

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M田部長のぶらり旅 with N野・本町商店街の原田印刷さん 「ミニチュアバードと活版印刷機そして・・・」(その1)

 肝付町高山新富本町商店街。通りの先には東のお寺の大きな屋根が見えてくるあたりに、「原田印刷」とだけ書かれた看板とそのお店が静かに佇んでいます。

 ご主人の原田健二さんとは40年近く前からの知り合いで、以前は印刷もよく頼んでいましたが、長くご無沙汰をしていました。ふとしたことで、原田さんが鳥の模型を作っておられると聞き、半年ほど前に再訪する機会を得たのでした。それから、鳥つながりのお付き合いを通して、今回ゆっくりと立ち寄らせていただくことになったのです。

 

 入り口の引き戸を開けると、どこか懐かしいインクの匂いに包まれました。

 そして、すぐ右手には長さ80cmほどのガラスケースが置かれています。この中に収まっているのが、原田さんが作られたバードカービングです。全部で47種類五十数羽の鳥たち。

 驚くのはその大きさと色彩の美しさです。鳥の大きさは、最大でも長さ5cm、小さいものはわずか2cmに満たないものもある超ミニチュアサイズ。にもかかわらず、鳥たちの色どりは実に美しく精密に、しかし手仕事の優しさをも残しつつ再現されているのです。

 一つひとつを観ていると、原田さんのそれぞれの鳥たちに対する深い思いが伝わってくるようです。それは、鳥種の選択が実に渋いことからもうかがい知ることができる気がします。ここにあるのが、目を引くような色鮮やかなきれいな鳥ではなく、身近にいて普段に見ることのできる鳥に絞られているからも。

 


 

 カービングの材料は、主にタモ。癖が少なく粘りがあり使い勝手がいいそうです。(ハウスメーカーから切れ端をわけてもらって使うこともあるとか。)

 木彫の道具は市販のカッターナイフ大小2本と学習用彫刻等だけ。

 薄くうすく削っていく作業だけに1年に彫れるのは3種類くらいで、10年余りでやっと今の数になったそう。群を抜く手先の器用さと根気のいる趣味です。

 このふたつの必須能力は、原田さんのお仕事とも深く結びついているように思われます。

 

 

 お店に入ったときの懐かしい匂いは、活版印刷で使われる油性インクのものでした。ケースの通路越しに置かれた機械と壁一杯の活字。原田さん、仕事と趣味は表裏一体なのですね。

(次回につづくのだM田)

 

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荘内南洲神社参詣

 協和木材さん新工場落成式参加の機会があり、久しぶりに山形県に行くことになりました。月曜日が国製協の総会、水曜日が落成式なので、火曜日は時間を自由に出来そうです。

 かねて気になっていた酒田市か鶴岡市まで足を伸ばしてみようかと考えました。「南洲翁遺訓」を編纂されたのが旧荘内藩士の方であると聞き及んでいたので、一度この地を訪問してみたかったのです。

 

 鶴岡市か酒田市かと思いましたが、南洲神社がある酒田市に決めました。酒田市は豪商本間家の事もあり、豊かな街であろうという印象を持っていました。冷たい小雨が降る酒田駅前は、最近の地方のどこの街とも同じようにうら寂しい様子でした。

 

 

 駅の案内所で街の様子や南洲神社のこと、交通の便などを聞き、親切に教えて貰いました。昼をだいぶ回っていたので、手荷物を引きずりながら案内所で聞いた料理屋を訪ね当てました。参詣が終わってからが好ましいのだがと思いつつ、まずは地元のお酒を指定して熱燗二合。

 

 案内所でバスの時刻表も貰っていましたが、タクシーで行くことに。いかにも古都らしい、山折倉庫、本間様旧邸などの横を通り、南洲神社に到着。タクシーを待たせたままの慌ただしい参詣になりました。

 

南洲翁と対話の座像は、荘内藩 臥牛翁菅 実秀 「南洲翁遺訓」の編纂者

 


南洲神社は、鹿児島市内、鹿児島県和泊町、宮崎県都城市、ここ山形県酒田市にある。 

 

荘内南洲神社

 昭和51年、伊勢神宮の古材払い下げを受けて創建される。

 書籍の頒布、毎月人間学講座を開催。

 「南洲翁遺訓」文庫本を製作し、無料配布している。

 

公益財団法人荘内南洲会 南洲神社 理事長 水野 貞吉氏にご案内戴いた。

 

ここで求めた書籍。文庫本の「南洲翁遺訓」は戴いたもの。

(佐々木 幸久)


〔編集追記〕

 鹿児島に熱心な西郷さんファンが多いのは知られていますが、なぜ遠く離れた山形に西郷さんを祀る神社があるのでしょうか。

 

(荘内南洲会発行 南洲神社パンフレットより抜粋)

 南洲神社は南洲翁(西郷隆盛)を祀る神社ですが、鹿児島市、沖永良部島和泊町、宮崎県都城市、そして山形県酒田市にあります。

 明治元年の戊辰戦争で、荘内藩は官軍に激しく抵抗したため厳しい処分を覚悟していましたが、南洲翁の指示により公明正大で極めて寛大な降伏条件の言い渡しを受けました。

   (中略)

 明治3年~8年にかけ荘内藩主酒井忠篤公を先頭に鹿児島を訪れ、南洲翁(西郷)の学びを得ました。学んだ全てを書き残し、明治23年「南洲翁遺訓」として刊行しました。旧荘内藩士たちはこの「南洲翁遺訓」を風呂敷に背負って全国を行脚しながら配布しております。

 

 荘内藩は戊辰戦争での西郷さんの対応にすっかり惚れ込んで、藩主をはじめ藩の有望な若者を数多く薩摩の西郷さんの元に派遣して教えを乞い、その言葉を本にまとめて普及につとめ、後に神社まで創建してしまうという凄い話です。

 来年2018年1月からスタートする大河ドラマが「西郷どん(せごどん)」に決まりました。魅力ある西郷さんが描かれることを期待しています。

  

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協和木材様 新庄工場落成式

 去る4月27日、協和木材(株)新庄工場落成式に招かれ、それに先立つ工場見学会と合わせて参加してきました。ちなみに私が招かれたのは、日本集成材工業協同組合理事長の立場としてです。

 新しい工場は山形県新庄市の中核工業団地に建設されました。ホテルからタクシーで工場へ向かいましたが、途中の公園の桜が満開でした。今年は鹿児島で十分に花見が出来なかった事を思い、ちょっと寄ってくれば良かったとあとで後悔しました。

 

 この工場はラミナ生産の製材から完成品まで一貫しています。実は他にも驚くべき特色があって、その一つが原料の丸太はすべて2メートルであることです。そしてもう一つの特色として、製品が管柱のみであることです。従って生産ラインは極めてシンプルで、ラインも極めてわかりやすく、ものの流れも非常にスムーズであるように感じました。 

 工場内の乾燥ヤードから2m限定のラミナが搬入され、様々な加工過程を経て、工場の真ん中に設置してある巨大な自動倉庫に一旦格納されます。その自動倉庫から必要に応じてラミナが太平製作所のフィンガーラインに投入され、回転プレスに入り、仕上げて格付け後梱包し、製品になります。 

 太平製作所のフィンガーラインは同社の傑作機の一つで、24時間365日連続操業(定期整備日を含む)を念頭に製作されたものです。国産管柱専門工場として国内最強の工場の一つであり、住宅用集成材の国産材比率を大いに高める要因になることは恐らく間違いありません。

 

 落成式は工事経過報告から始まりましたが、この地に建設するまでに一度別の工場用地を取得、造成に入ったもののその土地が建設に不適切であることがわかり一度断念したことが報告されました。

 再び用地取得に入り、現在地に完成したものとのこと、佐川社長、関係者の皆さんの喜びもひとしおであったろうと拝察しました。

 

協和木材 佐川社長
協和木材 佐川社長

 

 参加者は行政、地元関係者、業界、お取引先、従業員の皆さまでおおよそ三百数十人でしょうか、会場一杯の大盛況でした。国内随一の国産材加工の近代工場落成に、地元の方々が大変喜んでおられる様が伺えました。

 私も知り合いで久しぶりにお目にかかる方々もおられ、閉会まで楽しく過ごすことが出来ました。

 ご繁昌を心から祈念するものです。

(佐々木 幸久)

 

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M田部長のぶらり旅・番外編 志布志で水を汲めば山頭火

 立夏を迎えました。孟宗の筍は高々と伸び、枝を広げかけているものもあります。里山の常緑広葉樹はいっせいに黄金色の花を咲かせはじめ、いま、まさに当地は山笑う季節となりました。気温もあがり少し動くと汗ばむくらい。お水も美味しい。

 

 汲み置いていた水がそろそろ底をつきそうなのでゆっくりあるときに汲みに行きたいという、家人からのリクエストにお応えして、GWの昼下がり、ポリ缶を積んで出かけることにしました。 

 行く先は、届け物もあるというので志布志方面に。蓬(よもぎ)の里湧水とか高下谷(こうげたん)のわき水とか知る人ぞ知る、知らない人は知らない名水をなんどか汲んだことがあります。が、今回は志布志の町中、宝満寺の近くにもいい水汲み場があるとの噂を聞きつけ、そこに行ってみることに。

 去年「お釈迦祭り」でウロウロした辺りで、ちょいと土地勘もありすぐに見つけることができました。

 

「飲まずには 通れない 水が したたる」
「飲まずには 通れない 水が したたる」

 

 「沢目記湧水」という銘のあるたいへん立派な水汲み場です。ここ沢目記集落の皆さんが整備された共同の水汲み場だそうです。渾々と湧きでる清水を称えるようにこれまた立派な句碑も鎮座しています。

ポリ缶にたっぷり汲み終えて、句碑の横の看板を読んでみると、大正5年の秋、あの山頭火が志布志の町中を2日間托鉢して回ったそうな。『きき水』の達人ともよばれた彼は、そのときこの湧き水も飲み味わったかも知れませんね。と解説されております。昔から大切にされてきた湧水なんです。心していただきましょう。

 

 山頭火と言えば、30年近く前フランキー堺さんが熱演したドラマがありました。今でも記憶に残っています。フランキーさんは鹿児島の出身なので、あの人のドラマはよく見ていました。

 さて、ここ志布志には、山頭火が2日間過ごしたなかで詠んだ句が14の句碑に刻まれ、街のあちこちに残されているようです。そのうちこの湧水から一番近いところに、彼が鹿児島を去るきっかけになった出来事を読んだ句碑がありました。

 

「秋の空高く 巡査に 叱られた」
「秋の空高く 巡査に 叱られた」

 

 解説看板によると47才の彼は、若い巡査から「托鉢なら正々堂々とやれ。」と注意されたので感傷的な気分になり、行を止め宿に戻って、翌日は都城に向かったそうです。なんかわかる気がしません?旅路の果ての山頭火の気持ちが。しかも秋なんです。

 他の句碑も見つけてみたいのですが、霧雨が小雨になってきたので、わたしたちもそろそろと帰路につくことにしました。 

                                    (次は緑の中かな M田)

 


参考文献

・「種田山頭火白碑めぐり 山頭火と志にあふれる旅」 志布志市

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平成29年度 方針発表会

5月は山佐木材の新年度スタートの月です。

5月1日(月)8時より従業員全員集合し、平成29年度の方針発表会を行いました。

一人一人に方針書が配布され、前田部長より28年度の成果発表が行われました。

前田部長より成果報告
前田部長より成果報告
方針書
方針書

 

28年度の成果に応じて、部門表彰が行われました。

・【優良賞】 建設部

今回は一部門のみの表彰で少し寂しい結果でしたが、気持ちを切り替えて新年度頑張りましょう!

部門表彰は建設部に
部門表彰は建設部に

 

昇級者・昇格者の発表も行われました。

新たに2名の主任(中崎、シャハル)、2名のリーダー(津曲、小城)、1名の室長(桐野)が任命されました。

昇格者に辞令交付
昇格者に辞令交付

 

 29年度は中期5ヶ年年計画の1年目となるため、新たな中期計画スローガンが発表されました。

  スローガン

地域材を高い技術力で高度に加工し活用する。

我が社は、この活動を通じて中堅地域優良企業を実現する。

 

 社長からは自分達が目指す「中堅地域優良企業」とはどんな企業であるか?ということについて考えが伝えられました。

  • 技術と信頼のある
  • 勉強して成長できる(育てる、自ら育つ)
  • 多くの人が明るく生き生きと働くことのできる
  • 相応の売上規模を持つ
  • 地域貢献している
  • 国や地域の事業に関わっている

朝礼時に唱和している「10の誓い」についても実現したいという意気込みが語られました。


続いて各部門より部門方針の発表。

営業本部
営業本部
技術本部
技術本部
総務経理部
総務経理部

製材部
製材部
集成材部・CLT部
集成材部・CLT部
建設部
建設部

加工センター
加工センター

 

最後に、社風刷新委員会の下村委員長が社員代表で宣誓!

29年度の売上目標達成を誓いました。

 

今年度は当社にとって後々語られることになるような特別な一年になると思います。

全社をあげて取り組み、一年後の方針発表会を笑って迎えられるよう頑張ります。

皆様、今年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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ぼくらのたらのめ

 春はすぐそこまできています。

そんな中、社内では、あることでちょっとした盛り上がりを見せていました。

 

 春の味覚といえば山菜ですね。先月号のメルマガ内でM田部長が紹介されていたフキノトウをはじめ、様々な種類がありますが、中でも有名なのが「タラの芽」です。

そのタラの芽が会社敷地内のある場所に派生していると噂を聞きつけ見に行ってみました。

社内でも知っている方はそこそこいましたが、なかなか目に付かない場所にありました。

 

 

 この頃はまだ気温が低く、全く芽も出ておらず、トゲトゲしい木が立っているだけの状況でした。

この日から毎日出社時、帰社時に、すくすくと成長していくタラの芽を見て、活力をもらいながら仕事を頑張る日々が続きました。(決して手中に納めようなんてことは考えてはいません…)

 徐々に社内の一部でもこの話で盛り上がり始め、周りの目がなんだかギラついている・・・ような気がしました。

 

 それから約2週間ほど経ったある日。かなり日中も気温が上がるようになってきた為、もう芽吹いているだろうと見に行ってみタラ・・・

 近場にあったタラの芽が・・・無くなっていました・・・

 誰でしょう・・・私が毎日子供の成長を喜ぶような目で見守っていたタラの芽を奪ったのは・・・

 見えない場所での戦いが社内では繰り広げられていたようで、ちょっと想像してみたら不覚にも笑ってしまいました。

 

 さて、残すは一番高い所にある立派なタラの芽。

 

最後は誰の手中に納まるのでしょうか?

影ながら、タラの芽の成長と、戦いをあと少しの間楽しみに見守っていきたいと思います。

 

私もタラの芽のようにみんなに愛される人間にならねば。。。

 

もしかして・・・!?(笑)

 

(N島)

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M田部長のぶらり肝付町の旅・はるの楽しみ 山菜をいただくのだ(その2)

 春の彼岸を迎える頃になると、海沿いの山肌には、深みどりの木々のなかに山桜が花を咲かせます。にわかに姿をあらわす綿菓子のようなその樹形や色の違いに、思わず目を細めて見入ってしまうほど。こちらではこの風景の中、早期米の田植えがはじまるのです。 

 

 この時期からやたらと話題になるのが山菜の情報。タラの芽はまだ早い、ウドなどは更にまだ先、タケノコはそろそろだよなぁとか。

ということで、近くの竹山に行ってみました。あわよくば、孟宗竹の初ものをいただけるかもという薄い期待をいだきつつ。

 朝夕はまだ寒さが残っているからでしょう、たけのこはまだ土の中、地表には芽も頭も出してはいません。そこで、日当たりの良さそうな場所をゴム長の底ですり足前進して筍の芽を感知するという「すりすり探索法」に打って出ました。勘も技術も何もいらない、時の運だけが左右するやり方ですが・・・。

効果ありでした。

 

 

 今年初挑戦で5本の収穫。これはこれは。「いつものように酢味噌和えで一杯かな。いやいや若竹煮も外せんぞ。」とか自慢したいくらいうれしかったので、SNSサイトに投稿したところ、I先生から美味しい食べ方のフォローをいただきました。「鮮度がよければ焼きタケノコもいいですよ。」とのこと。孟宗竹のたけのこではまだやったことのない調理法でしたので早速チャレンジ。

 

ガスレンジで直火焼きにしてみました。

 

 焼けた皮をあちちちちちっ・・ とむいて、なにもつけずに、はふはふ。口いっぱいにひろがる筍の香りと甘さを堪能しました。これがまた鶏刺しと相性抜群。

 I先生に感謝しつつ、本年第2弾、東をむいて「わっはっは」と大声で笑わせていただきました。ごちそうさまでした。    

 

(次も山か? M田) 

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