メールマガジン第87号>役員挨拶

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★役員からのメッセージ     専務取締役 榎原 久夫

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新年度のスタート

  昨年度も、新型コロナウイルスの緊急事態宣言中での新年度スタ-トだったかと記憶していますが、本年度も大都市圏ではありますが緊急事態宣言の最中での始まりとなりました。コロナウイルスが、中国で確認されてから約1年半たとうとしておりますが、未だウイルスが猛威をふるい収束のめどがたたない状況です。ワクチン接種が待たれるところではありますが、それも国民全体にいきわたるめども曖昧、これから1年もコロナウイルスに感染しないように予防し行動に注意しながら、仕事を進めていくようになるのかと思っています。

 

 昨年度は、第1四半期(5月~7月)の契約高が例年になく低い数字となり、その影響が最後まで響いた感じで残念な結果を出してしまいました。営業も後半、奮起し九州県内を中心に営業して周り目標にはほど遠い結果ではありましたが、今年度への繰越工事が昨年に比べ1.4億ほど上回ることができ、工場としても今年度良いスタ-トがきれるのではないかと思います。

 本年度は、コロナに負けず前半から営業に頑張ってもらい良い年度となるように頑張っていきます。気がかりなのは、輸入材が入ってこなくなりウッドショックとよばれる木材の価格の高騰・供給不足です。国内の木材業界にすればまたとない国産材のチャンスではありますが、弊社も杉・桧を取り扱っておりますが徐々に、原木価格が高騰し始めかつ桧に関しては入手さえ厳しい状況になりつつあります。木造にて計画していただいたお客様に対してご迷惑がなるべく及ばないように、またこれじゃ木造(国産材)はだめだというような雰囲気に今後ならないように努力していきたいと思います。 

 

2021年度 スローガン

 変革の年 地に足をつけ 前を見据えて邁進しよう

 

 上記のスロ-ガンを旗印に弱みは改善し、強みはより伸ばしていけるように、またSDGsの達成の一助となるような取り組みを会社として社員全員でおこなってまいります。

 

 今後とも一層のお引き立ての程、よろしくお願いいたします。

 

 追伸

 5月初旬に、弊社とお取り引きのある木工所さんが火災で工場・事務所・宿舎等を全焼されました。お見舞いでお伺いし、その焼け野原をみて同じ可燃物である木材を扱う工場として絶対に火災を起こしてはいけないと再認識しました。

 1日も早い復旧を願うばかりです。

(榎原 久夫)