メールマガジン第82号>部室長挨拶

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★部室長からのメッセージ     製材部 部長 森田悠介

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 気付けばもうすぐ10月。朝夕は次第に涼しくなり過ごしやすい季節となりました。また、世界的なコロナウィルスの勢いも収まらず、私たち木材業界にも少なからず影響が出ており悩ましいところです。
 暗い事ばかり考えていても先が見えてこないので、製材部内また山佐木材みんなで明るい先を考えながら頑張っております。
 
 山佐木材製材部では、丸太集荷(山・市場)・社内用ラミナ(集成材・CLT用)の製材・構造用桁柱の製材などを主に行っていますが、今回は丸太集荷に関してお話させていただきます。
 ここ近年、弊社で受注させていただいた物件にはよく「原木産地指定」などの指定がついてきます。前からも原木産地指定はありましたが、多くても原木300m3~400m3程度の集荷量でした。(トレーラー約14台分の丸太量)最近では少しずつCLTを使った物件も増えてきて、また製品ボリュームもあるため、集荷する原木量も増えてきています。

 

 

 現在も某物件で使用する原木を九州北部より集めていますが、約900m3(トレーラー約30台分の丸太量)と前からすると倍以上になっております。
 原木の集荷量もボリュームが増えれば期間などもあり集めるのに苦労しますが、森林組合・各市場さんの協力をいただき、スムーズに集めることができております。

 


 また、この約900m3の丸太をどうやって山佐木材(鹿児島)まで運ぶか・・・?  大きな悩みどころでしたが、各運搬会社さんに相談し、快く運んでいただく運搬会社も見つかり助かっております。
 皆さまの協力のおかげで弊社の施工する建物が建てられているのだと思います。
 
 今後もこのように産地指定の原木・製品が増えてくると思いますので、森林組合・各市場・運搬会社さんとの繋がりが今後も大切になってくると思います。

  

(製材部 部長 森田悠介)