メールマガジン第52号>役員挨拶

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★役員からのメッセージ     専務取締役 榎原 久夫

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 昨年も大変お世話になりました。

 本年もより一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

 

 昨年は、CLTによる建築物が全国的に建設されだした年ではなかったかと思います。我社も製造のみ、製造・加工まで、製造・加工・現場施工までの物件と大小はありますが、十数件の注文いただき仕事をさせていただきました。その中で、今までやってきた木骨組み工事もCLT工事も同じ時期に納期が重なり、ご迷惑をお掛けした物件もあり、大変申し訳なく思っております。

 

 昨年の暮れに、生産能力、加工能力の向上のために工場を2棟建設しました、ムラ取り、グレ-ディングの機械を設置した棟とCLTの加工機ユニチ-ム社のエキストラという機械を導入いたしました。今年はこの機械を効率的に動かし、品質面、納期面でもお客様によろこんでいただけるような仕事をしていけるように努めてまいります。

 CLTの単価、設計、製造・加工能力、施工能力の課題を少しずつ解決していくことで、CLTの市場が着実に広がっていくことを願います。

 

 少子高齢化による人手不足が深刻化する中、働き方改革の1つとして残業等の時間外労働時間の上限が規制強化され、納期との板挟みで弊社も大変苦労しています。求人しても人がなかなか集まらない、すぐにやめてしまうという実態もあります。

 入ってくれた方々が長続きするよう働きやすい職場になるようみんなで考えていかなければならないと思っています。求人を進める一方で、人でなければだめな作業は別として、現在人でやっている作業を、ある道具、機械、設備をいれたら効果があり少人数で出来るようになる作業があれば、すぐに出来ないにしても検討をして実現していく必要があります。

 そういうことを考えながら、日頃から作業に取り組んでもらいたいと思います。今年も人の問題でいろいろと苦労しそうな1年になりそうです。

 

 昨年12月に曽於市の紡績工場での火災がありました、原因は集塵機付近の漏電によるものではとのことですが、工場の再建が見通せないという事で今月末に80人を解雇、という記事を見ました。一瞬にして仕事を失うわけです、我社も全て木造の建物で可燃物の多くある工場ですので、社員全員自覚をもって火災をおこさない工場にしていきたいと思います。

 

 各部門今まで以上に団結して本年がお客さまにとっても会社にとっても実り多い良い年になるように頑張ってまいります。今後ともご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い致します。

 

我が家の玄関外灯にフクロウが止まっていました。

良い年になりますように。

 

(専務取締役 榎原 久夫)