メールマガジン第40号>工場探訪

これまでなぜか集成材部を指差さなかった二人。

二人に来て欲しい集成材部からは、「わざとじゃないのか?」「来たくないんじゃないか?」と言われていたのですが、シリーズ7回目にして、初めて集成材部1号棟」を指差しました。

1号棟の縦継ぎ製造ライン主任、鹿児島弁を使いこなすマレーシア出身のシャハルさんが案内します。

おお、ついに!
おお、ついに!
説明してくれるシャハルさん
説明してくれるシャハルさん


シャハルさんに1号棟について教えていただきました。

1号棟について

1号棟では集成材部が作業をしており、集成材用のラミナを作っております。


1号棟にある機械

グレーディングマシーン

ラミナの強度を計る機械


 

長さカット

割れ、腐れ、節がある場合や先端を揃えるために30㎜~50㎜カットします。

節があたるとフィンガージョイントに影響があるので節がないようにします。


 

分別棚

選別したラミナを保管する棚

 

フィンガージョイント

ラミナを指定された長さにつなぐ機械です

両端を加工します


接着剤を片面につけます

熱とプレスでつなぎます


指定の寸法で接着したラミナを削ります


集成材の構成

集成材は、外側の層ほど強度の強いラミナを配置します。



1号棟を見てみて

1号棟ではラミナを加工するところを見ることができました。

フィンガージョイントができるところやジョイントを接着剤で付ける際に、

プレスして熱で固めるところも見ることができ、とても興味をもちました。

 

フィンガージョイントを初めて見ましたが、想像よりも細かくギザギザになっていて驚きました。

 

おもしろく教えていただきシャハルさん、ありがとうございました。

次回はどこを指差し、どこを探訪するのかお楽しみに!

(みすず&あかね)


(おまけ)

社員の似顔絵を試みたみすずちゃん。

本人は大真面目に山佐木材の社員を描いていますが・・・かなりの難問です。