メールマガジン第36号>工場探訪

前回、製材部の広い丸太置き場を探訪した(さまよった)みすず&あかね。

今回は、前回紹介しきれなかった製材工場の本丸に挑みます。

 

おそるおそる製材工場の休憩所へ行くと、そこにちょうど製材部の紅一点、ギャングソーオペレーターの里香さん!

「せ、製材工場を案内してもらっていいですか!!」

有無を言わさぬ勢いで、これから仕事の里香さんをつかまえて説明してもらっていました。その姿勢大事だと思います。

お、教えてください!
お、教えてください!
絵に描いて教えてもらう二人
絵に描いて教えてもらう二人


製材工場内にある機械

 

 

 

・ツインバンドソー

中央にセットされた丸太を左右にある帯ノコで、

両サイド左右対称に同じ厚みで丸太をカットできる機械

 

 

 

 

・キャンター

ギャングソーの手前にある機械で、

ツインバンドソーから送られたきた

材料の丸みのある部分をチップに削る機械

 

 

 

 

・ギャングソー

ノコが、たくさん並んでいて1度に何枚もの板材を製造することができる機械


チップ

製品にならない木材は最終的に砕かれてチップとなります。

チップには生チップ・乾燥チップ・調整チップの3種類があります。

乾燥チップ:ボイラーで乾燥させているチップ

生チップ:砕かれたままのチップ

調整チップ:生チップと乾燥チップを混ぜ合わせたチップ

 

チップの活用方法

①製紙会社で加工されてティッシュペーパー等の

 紙製品になります。

②温泉施設で燃料として利用されています。

 

のこくず

のこくずはのこで木材を切るときに出るくずです。

 

のこくずの活用方法

 のこくずは肝付町内外の畜産家の方々に販売しております。


「色々な製品があるんだなぁ」
「色々な製品があるんだなぁ」

製材工場を見てみて

 製品になれない木材等は廃棄されると思っておりましたが、チップやのこくずとして活用されていることを知り、丸太は廃棄するところがないと思いました。製材工場では製品だけではなく、副産物が発生し、丸太を最大限に無駄なく活用していると感じました。

 丸太から板材になっていくまでの工程を見ましたが、普段見ることのできない丸太からの加工だったので

とても興味をもち、もっと製造のことについて知りたいと思いました。


 

2号続けて製材工場を探訪しました。

製材工場を案内して頂いた森田さん、機械を説明して頂いたりかさんありがとうございました。

 

次回はどこを指差し、どこを探訪するのかお楽しみに!

(みすず&あかね)