メールマガジン第25号>役員挨拶

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★役員からのメッセージ   専務取締役 榎原 久夫

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豪雨災害

 先月、台風の影響による大雨で茨城県の鬼怒川が決壊し、大水害がありました。

4年前に起きた東日本大震災の津波を思い出すような、住宅が押し流される状況がテレビ中継され、水の恐さを再認識しました。

 弊社も肝属川(一級河川)のすぐ真横に位置しています。肝属川もかなり前の話ですが、台風による洪水で大水害があり、隣町の串良町中心部が冠水したこともあるようです。

 その後、堤防の工事がなされているため、決壊等の心配はないのですが、もし万が一起こったら製品も流され、ご注文いただいたお客様にも大変な迷惑をお掛けするかと思うと他人事ではありません。

 鬼怒川の決壊の原因が、自然エネルギーを利用する施設を設置するために民有地の自然堤防の丘を2m削って設置したことによるものではないか、とも言われており、もしそのことが引き金になって起きた災害であれば、自然エネルギーのために自然災害を引き起こしてしまったという何とも皮肉なことです。

 被災地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。


繁忙期の対応力向上

 10月に入り、どの部門もかなりの仕事量をかかえ、毎日遅くまで頑張ってもらっております。それでもお客様からいただいた納期に、ぎりぎり間に合うような状況です。弊社の行動基準に「納期を考え、やりやすい状況で次の仕事を引き継ごう」という事が書かれてあり、朝礼にて唱和もしておりますが大事なことだと思います。

 まず、納期を考えて動くには段取りをよくすることです。段取りとは、事がうまくいくように前もって手はずするということで、お客様の納期に間に合わすために、次の部門へ引き渡す納期を考え、材料の段取り、人の段取り等、各部門でそれぞれ段取りすることがあります。仕事ではよく「段取り八分の仕事二分」ということが言われますが、段取りをきちっとしておけば、8割は完了したものと同じで事がうまく進んでいくということだと思います。

 弊社の設備の問題もありますが、各部門その立場にある人が先を読んで今よりも少しでも早く段取りし、調整していくことによって、よりスムーズになり納期に少しでも少しでも余裕をもち、多くの仕事をこなしていけるようになっていくものと思います。

 先月の社長メッセージにもある年度方針を再認識し、時代の波(今の大きな波はCLT事業)に乗れるように技術を磨き、設備していけるように取り組んで参りますので、今後ともご指導ご鞭撻よろしくお願いいたします。

(専務取締役 榎原 久夫)