釣り部から投稿がありました。今回は、最近良く登場する写真部のT口田さんと、久々登場のK松さんによるドタバタコンビからの釣果報告です!


沖磯探訪 佐多岬/黒瀬編

釣行データ

釣行日:2024年2月

釣行エリア:鹿児島県佐多岬沖磯

釣果:ヒラスズキ、イシガキダイ


(動画)※音量注意


(画像)※クリックで拡大


  今回は長男の高校入試合格と、僕の左膝回復を記念して、普段は高嶺の花である瀬渡し船の釣りをK松さんが企画くださり、沖磯に行って来ました。場所は北緯31度線上に位置する本土最南端の佐多岬の眼前に浮かぶ沖磯(*)です。

 

 (*)「沖磯」と「地磯」について

 海の上や、歩いては行くことが出来ない場所へ渡船で行くのが沖磯です。運が良ければテレビの釣り番組や著名なYouTubeチャンネル等にも登場するような憧れのフィールドに立つことも可能です。

 一方、前回の釣り部投稿でご紹介した地続きの山や岩場を自ら歩いて釣りポイントに到達するのが「地磯」です。

 沖磯は手軽で、地磯よりも一般的に魚影も濃く、常に大型魚ヒットの期待に胸を弾ませながら釣りを楽しむ事が出来るのが特徴です。

 

  肝心の釣果については、お魚さん達のご機嫌も有ってか上の動画のとおりで、ルアーマンとして期待する釣果にはあと一歩届かぬ結果でした。

 しかしながら普段は地磯側の陸地から羨ましく眺めるフィールドに上陸して竿を振れたことや、帰りの回収時には佐多岬の名だたるポイント巡りのクルーズも相まって実に豪華な内容となり、お腹いっぱい胸いっぱいの釣り浪漫を堪能した一日となりました。瀬渡し頂いた昭栄丸さんに大変感謝いたします。(個人的には4年ぶり2度目の利用でした。)

 地磯も良いけど時には沖磯も良いものです。ね!K松さん^^

(T口田)


 

私は瀬渡し船を利用しての沖磯釣行は今回が初めてでした。何しろ計画的に行動する事と早寝早起きが大変不得意なので、まずは早朝5時半に港に到着することが大きな課題でした。

 

瀬渡しについては予備知識がなく、乗船してまず感じたのは、船長さんがこれから降ろしてくれる磯等について色々とマイクで説明してくれますが、慣れていないとあまり聞き取れないこと。同船した常連のお客さんから補足して頂いて理解できました。

 

また当日は凪ではなく海面が波立っており、岩場に乗り移る際に船首と岩場が接しているタイミングが一瞬で、機会を逃すといつまでも船首から飛び移れなかったり、岩場に着地してもそこから即座に離れなければアップダウンする船首と岩に足を挟まれかねません。意外と思い切りが要るなと思いました。その他にも荷物は乗船客同士が協力してバケツリレー式に積み下ろしするので作業がしやすいようなパッキングが望ましい、といったマナー等も新鮮な感覚でした。

 

初めて乗った沖磯は普段行くような地磯とはまた違ったワイルドな迫力と周囲を海に取り囲まれた非日常感で、この釣りに熱中する方達の気持ちが多少わかるような気がしました。また、沖磯釣行の常連さんはしっかりした方達が多いようで地磯に比べると磯の上に放置されたゴミ等があまり見られず、素晴らしいと思いました。

 

我々が降ろしてもらった磯は一級ポイントでしたが状況を攻略し切れず結果はもう少しでした。そんな中でも自作のルアーで釣れてくれたヒラスズキには感謝です。T口田さんも良い快気祝い日和になった!と喜んでもらえたようで何よりでした^^。

 

(K松)


(T口田)