釣り部から久々の投稿がありました。
写真部の一員でもあるT口田さんから号外の釣果報告です！
地磯を駆ける！閃光のキハダマグロ！！
釣行データ
釣行日：2023年5月
釣行エリア：鹿児島県地磯
釣果：キハダマグロ、ハガツオ、ダツ
（動画）※音量注意
（画像）※クリックで拡大
磯場からルアーをキャストして、大型青物やヒラスズキをターゲットにする釣り方の「ロックショアゲーム」を始めて5年ほど経ちます。
中でも、地続きの山や岩場を自ら歩いて釣りポイントに到達する「地磯」での釣りに拘って来ました。
足場の悪い磯に立ち、汗をかいてゼーゼー言いながら竿を振る過酷さの中で、風光明媚な景色と大海原が織りなすリラックス効果とのギャップがこれまた良く、釣れる日も釣れない日もそこに居るだけでたくさんの癒やしの恩恵を受けることができます。
鹿児島県沿岸部に於いては、南から北上する黒潮の影響を受け、大量の暖かい海水と共にやって来た多種多様で豊かな魚たちの回遊が見られます。
近年美味しいことで有名になりつつある幻の高級魚「スマ」や、実は美味しいと評価急上昇中の「シイラ」。安定人気のハガツオ、ヒラスズキや、ロウニンアジ（60cm位の若魚）、ギンガメアジ、イサキ等といった魚種も釣れます。
開始当初の目標は代表的な青物3魚種と言われる「ブリ」、「ヒラマサ」、「カンパチ」。引きがとても強く非常に美味であることから多くの釣り人が憧れるターゲットであり、僕も魅了された一人です。目標をステップアップしながら、数年かけてお陰様でひと通り達成できました。
ここ1年半ほど前からは、釣り仲間から「獲り逃した！」「ファーストランでラインを一気に200m出された！！」 と話題になったり、SNS上で釣果情報が騒がれていた「キハダマグロ」にターゲットをチェンジ。「これは何としても釣り上げたい！」 と、ほぼ毎週とあるポイントに通い続けては全振りで孤軍奮闘しています。
仕掛けは、これまでのヒラスズキやブリなどを対象としたPEライン2.5号+リーダー12号の号数から、対キハダマグロ用としてPEライン4号+リーダー20号に変更。号数を上げることによる飛距離低下や、ヒラスズキなど繊細な魚種から見切られて釣れ難くなる等のデメリットは承知の上、キハダマグロのより強力な引きに耐えることを最優先に仕様を強化しました。
さて、今日は潮通しの良い大潮の夕まずめ。潮目がくっきりと出ており雰囲気も良好。
ここでいつものように老舗ルアーメーカーのタックルハウス製「K-TEN」 をセット。安定した水平姿勢とナチュラルな泳ぎが特徴のミノータイプの愛用ルアーです。
キャストして程なく果敢なバイト（ダツ多し）が多数。ダツ、ハガツオが釣れ、更にジャークを繰り返すと、突然「グイッ！」と引ったくる強いバイトからトルクフルなファイトの開始！
急激に走り出したラインが水を切る！特別チューンを施したロッド先端部が衝撃を敏感に捉え、高負荷時は継部からバット部が機能しロッド全体で強烈な引きを吸収する。安定したパワーファイトに持ち込むことが出来た。こちらに走って来る隙を見つけてはグイグイ巻いて瀬に近づける。
最後は瀬際のウネリに揉まれながら、リーダーを掴んで波に乗せて無事ランディング！
姿を見せたのは約8キロのキハダマグロ。
フッキング位置を確認すると太軸仕様のフックが見事に口の下を肉厚に捕らえています。
ファイト後の興奮と疲れで息を切らせながら、美しい魚体に暫し魅せられていました。
最高の一本と最高のひとときに感謝。
さらなるターゲットとの出会いを求めてこれからもキャストします。
※釣り場での不要なトラブルを避けるため次の点に注意して対応します。
・釣り場情報の詳細は伏せてご紹介しています。ご質問等にもお答えいたしかねます。
・釣り場を容易に特定できてしまうような特徴的な背景等が映り込まないよう編集を加えています。
・ローカルアングラーさん方に、なるべくご迷惑をお掛けしないための配慮です。どうかご理解ください。
（文章中に登場する魚の過去釣果）
（T口田）