ホウ酸処理方法


 加圧処理① 減圧加圧処理 

水分を多く含んだ生材の状態でホウ酸溶液を注入する方法です。

減圧加圧処理後は木材表面に含浸させたホウ酸溶液を拡散作用によって木材内部(芯)まで薬剤を浸潤させることができます。

 

 加圧処理② 二重真空法 

プレカット加工後の構造材を対象として、表面にホウ酸濃厚溶液を浸潤させ、腐朽菌やシロアリからの被害を予防します。全棟(一軒分の構造材すべて)処理することを前提とした処理技術です。

 

 表面処理

現在、現場処理に使用されている農薬系防蟻剤は、農作物の残留農薬問題を回避するため分解しやすく、木部処理の効果は、5年しか持続しません5年毎の再施工が必要ですが、施工できるのは床下に露出した木材だけで、外壁構造材は5年でシロアリに対し無防備となります。

ホウ酸表面処理は、塗布された薬剤が揮発や蒸散することがないため薬剤の効果は半永久的で、環境に負荷をかけずに建物の老朽化を抑制します。

★山佐木材は長期優良住宅適合・安心15年保証ボロンdeガード工法の施工店です

 関連リンク
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日本ボレイト株式会社 http://borate.jp/
株式会社 吉田製油所 http://www.ysds.co.jp/