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★新年のご挨拶    代表取締役社長 有馬 宏美

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 昨年も大変お世話になり、誠に有り難うございました。

 本年も皆様のご期待に応えるべく精励して参りますので、より一層のご愛顧のほどよろしくお願いいたします。 

 さて、昨年は北京オリンピックの閉会直後からロシアによるウクライナ侵攻により、ウクライナ国内の深刻な人道危機を招いているのみでなく、原油・天然ガスをはじめとする貿易など世界経済へ大きな衝撃が走りました。そして、これを機に世界のエネルギーバランスや食料品ほか様々なサプライチェーンは崩れ、これまで予測しなかった変動と先の見通せない『不確実性』が増してしまう事態に陥ってしまいました。

 

 また、国内でも元内閣総理大臣の安倍晋三氏が選挙演説中に銃撃され死亡した事件がありました。日本は電車の中で居眠りしても或いは夜道を歩いても大丈夫、世界の中で一番安全な国のひとつとして考えられていました、私自身もそう考えていただけに事件そのものに大変ショックを受けました。誰よりも日本の安全について重く考えられていた元総理の突然の死は信じられない、悲しいニュースでありました。

 このように私たちの生活の周りで色んな事象や出来事が起きます。その度に悲しくなったり、苦しくなったりします。勿論たくさんの楽しさ、喜びもありますが、何よりも多くの人が日常心穏やかに過ごせることを願うばかりであります。

 

 

 2023年はうさぎ年であります。聞くところによると相場世界の格言では「跳ねる」と言われているそうです。この格言どおりに飛躍する年となりますよう、私たちは準備と備えをしておく必要があると考えております。そのためにも昨年の反省と新たな課題をしっかり探求して、着実な歩みを進めていくことが肝要と肝に銘じて臨みたいと考えております。

 

 また、昨年ほぼ同時期に設立されました、「NPO法人おおすみ百年の森」並びに「山佐林業株式会社」に山佐木材も参画いたしました。両組織とも鹿児島県内・大隅地域の森林の現状を鑑みて、林業・林産業に携わる多くの関係者との連携を図りつつ、『人の手によって適切に管理された生物多様性のある森つくり』を目指す活動計画を考えております。

 

 まだ誕生したばかりの組織で手探り状態での船出となっておりますが、皆様のお知恵をお借りしながら、活動を推進したいと考えております。何卒宜しくお願い致します。

 

 それでは今年もどんなことが舞い込んでくるのか解りませんが、役職員・従業員一丸となって精一杯努力して参りたいと考えております。

 皆様におかれましても、今年が良き一年でありますことを祈念致します。 

 

(代表取締役社長  有馬 宏美)