メールマガジン第83号>加工センターニュース

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★【きもつき木材高次加工センターニュース】

 機械等級区分構造用製材のJAS認証を取得しました

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 お世話になっております。協同組合きもつき木材高次加工センターの延時です。

 当センターでは、主に人工乾燥材(無垢材)の販売・ホウ酸塩処理による委託注入・販売を行っておりますが、無垢製材品の新たな分野への第一歩と信じて機械等級区分構造用製材のJAS認証取得に向けて取り組んで来ました。

 

 今回の取得までの道のりは、JAS教本と申請資料との格闘と簡易曲げ試験の測定のための20kgのおもりの積み・下ろし作業だけがトラウマになっていますが、集成材・CLTの普及と新たな材料利用の進歩と合わせて、なくならないのが無垢製材品だと考えております。

 


 

 私たちが暮らしている大隅地域において伐期を迎えたスギ・ヒノキなどの森林資源は、植樹されてから途方もない時間をかけて自然の恵みを受けながら育ってきました。そして更に膨大な人手をかけて製材品になったものですから、そこから得られた貴重な製材品を使っていただくために、私は大きな責任とやりがいを感じています。

 これからJAS製材品の生産開始に伴い、これまで以上にユーザー様と生産者との関係がWIN-WINとなりますように丁寧に自信を持って、品質を維持・管理して普及に努めてまいりますので、何卒よろしくお願い致します。

(延時)

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機械等級区分構造用製材のJAS認証取得について
プレスリリース_製材JAS認証取得.pdf
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