社長ご挨拶

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★社長よりご挨拶　　　　　　　　代表取締役社長　有馬　宏美

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　昨年末、中国武漢市で発生した新型コロナウイルス感染による肺炎患者が１月下旬から急増し始めたため、米国やイタリア、スペインをはじめ世界各国で非常事態が宣言されるなど感染拡大が止まらない状況となり、世界中に甚大な影響を与えています。また、日本でも4月16日全国に緊急事態宣言が発せられ、新型コロナ感染症対策に追われる日々が続いています。

　このような近年経験したことのないパンデミックにより、毎日多くの人々が感染し、広がりを見せている中、大変多くの医療関係者、関係行政関係者の方々が昼夜問わず対応して頂いていること、本当に感謝の念を抱きつつ、私たち一人一人ができることを最大限に努めなければなりません。

　4月、5月いわゆる新年度、新学期が始まりは本来なら花見などの楽しいことや新しい生活が始まる、期待と夢のある時期でありますが、外出自粛や学校休校など、コロナウイルスの影響で平穏な日常生活が出来なくなっています。また、外出自粛等により経済活動が停滞し、それに伴う多数の失業者と運転資金がなくなる危険性が高くなっていることが、企業倒産が誘発され、拡大することで産業危機、その後の金融危機に繋がるのではないかと懸念されていますが、なるべく早い終息が待たれています。

しかし、感染爆発が起きてしまった他の国に比べればまだ良い方かもしれません。不安、ストレス等

はすでに相当溜まってきているのかもしれませんが、これ以上感染を拡げず、また普段の日常生活が来

るよう、今はキツイ時ですが堪えて頑張ろうという気持ちが大切だと思います。

■2020年度　経営方針発表会

　昨年度は全般的に苦戦した年で、受注活動、生産活動の中で幾度か、苦渋を味わう場面も正直ありました。しかしそういう状況にあっても社員の皆さんが挫けることなく取り組んでくれたことで、自分たちの足元(ステージ)を今一度見直すことが出来た年でありました。

　弊社の年度始まりは、行政官庁等の4月ではなく5月からとなりますが、今年度は例年になく異様な社会情勢のもとでの年度始まりです。

　経営方針発表会では、今年度の経営方針の基に各部門それぞれ部門長が中心に行動計画を策定したものを

発表し、決意表明致しました。事業の安定的発展のために原点に立ち返って地道に努力して計画達成を目指したいと考えております。