メールマガジン第67号>役員挨拶

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★役員からのメッセージ     代表取締役社長 有馬 宏美

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 新緑の候、貴社ますますご繁栄の事とお喜び申し上げます。

 私儀。このたび5月1日をもちまして佐々木幸久の後任として代表取締役社長に就任いたしました。

 つきましては身に余る大役ではございますが、社業ならびに地域の発展、更に関係者様の発展に力の限り

努力をいたす所存でございます。

 毎年のように大きく変化している時代のなか、社員一丸となって社業に取り組んでいかなければならない

と痛感しております。 前任者同様 格別のご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

 勿論言うまでもなく、私自身、正直社長という職責にいかに不釣り合いか、十二分に承知しておりますし、またこれまで30有余年、幸久会長の後ろ姿を追いかけて参りましたので、その大変さは身に染みております。身の程知らぬ私ですが、どうかこれまで以上に皆様のご指導とご支援を重ねて深くお願い申し上げます。

 

 さて、今後の経営方針につきましては、先代社長、幸久会長の理念、経営方針を継承して、事業の継続

展開を図っていきたいと考えており、ちょうど5月の弊社新年度はじまりにあたり、経営幹部全員で定めました。

 中期方針として、

「進化する木造建築、研究開発を通じて 多様化する課題 に果敢にチャレンジ、

 エンジニアリング企業として木造建築の発展に貢献する」

 を掲げ、具体的方策を着実に実行して参りたいと考えております。

 

 また、今回の人事を契機に、部門見直しをはじめとする組織体制の改正を実施することになりました。

これまで3人の取締役が部門長を兼務しておりましたが、これを止め、それぞれの部門長を新たに任命する

こととし、営業部・建設部・製造部(集成材チームとCLTチーム)・製材部・総務経理部に5名の部長と品質管理室、そして新設の技術開発室にそれぞれ室長を任命することになりました。7名の部室長のうち5名が40歳前後と一気に若返りが図られました。

 

 私を含む3人の取締役については、部門という壁を外して業務全般について共通に事に当たり、変化の激しい現場部門には行動力のある若手のリーダー達に、その任を果たしてもらうことにしました。

 部門の配置については、半年ほど幹部研修の一環として現状の問題点・課題を検討する中で、業務の季節的集中度が大きく変化する集成材部とCLT部は、もっと機動的な運営が可能となるようを統合し、併せて現在当社の主力商品の一つとして育ちつつあるCLTをいかにスムーズにお客様に役立てられるか等の様々な開発と新たな商品開発を担う部門として新規部署の提案がなされ、その発足をさせるここと致しました。

 

 丁度、時代は令和という新しい元号のもと、新たな時代を予感させる動きになっていますが、木材業界にある私たちもまた激動のなか、押し寄せる大きな波に向かい進もうとしてしています。

 恐れ多くも新天皇陛下のご即位と同じ日に私の就任する日が重なりました。本当に引き締まる想いしかありません。言葉尽くしませんが、皆様方、何卒よろしくお願い申し上げます。 

(代表取締役社長 有馬 宏美) 

5月11日方針発表会の様子(高山やぶさめ館にて)
5月11日方針発表会の様子(高山やぶさめ館にて)
有馬社長から方針について説明
有馬社長から方針について説明
新部室長に辞令交付
新部室長に辞令交付