メールマガジン第64号>やまたすく通信

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★【やまたすく通信(番外編)】

 「いぶすき菜の花マラソンに参加してきました!!」

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 新年明けましておめでとうございます。本年もご指導の程どうぞよろしくお願い申し上げます。

 和歌山よりUターンして地元鹿児島で迎える初めての正月を過ごしました。毎年帰省していましたが、また違う心持ちで過ごした年末年始でした。皆様はいかが過ごされたでしょうか?

 

 さて、今回は年明け一回目のメルマガ「やまたすく通信」! なのですが、いきなり番外編にて失礼します(笑) 実は趣味がフルマラソンで、和歌山在住時から毎年帰省して「いぶすき菜の花マラソン」に参加してきました。今回は、メルマガ発信日1月15日がちょうど開催直後ということもあり、番外編にて当日の様子をお伝えしたいと思います。

日本で年明け一番早くに開催される市民マラソン大会です
日本で年明け一番早くに開催される市民マラソン大会です
当日はコース沿道の菜の花が満開
当日はコース沿道の菜の花が満開

 

 この菜の花マラソン、全国からマラソンランナー15,000人前後が参加する全国屈指の大会です。近年のマラソンブームでできた大会ではなく、今回で38回目を数える歴史があります。また、地元の皆さんの温かいおもてなしで有名です。その様子はまた後程ご紹介します。

エントリー会場 全国から参加者が集まります!
エントリー会場 全国から参加者が集まります!

 

 以前、社内マラソン部がいぶすき菜の花マラソンに参加していたお話を聞いていましたが、今年は繁忙もあって大々的にお声がけする間もなく、製材部・延時課長と2人で参加してきました。

製材部・延時課長とスタート前のドキドキ中
製材部・延時課長とスタート前のドキドキ中
スタート30分前から待機です!
スタート30分前から待機です!

 

 

さあ、いよいよ出発!

今回は、目標タイム4時間30分を掲げて臨みました。結果は最後に^^;

 

菜の花マラソンはスタート後にしばらくアップダウンが続くコースで、記録の出ないハードなコースで知られます。

 

登っては下り、登っては下りを繰り返して最初のビューポイント、池田湖に。

 

予報ほど天気が回復し切らずでしたが、前半のヤマを乗り切った感を味わえます。

坂のせいでアリの行列のように見えてしまいます
坂のせいでアリの行列のように見えてしまいます

菜の花、池田湖の奥に見えるのは薩摩富士・開聞岳
菜の花、池田湖の奥に見えるのは薩摩富士・開聞岳

 

 その後も何度かアップダウンを繰り返し、ようやっと開聞岳の麓にたどり着くと、再び一面の菜の花畑が迎えてくれます(約20km)が、この当たりになってくると、徐々に体に疲労がたまり始め、「おもてなしパワー」への期待がどんどん高まっていきます。

残念ながら今年は天気が今一つ…
残念ながら今年は天気が今一つ…

 

 そんなところで、菜の花マラソン名物、地元の皆さんによる「おもてなし」、これでもかというほどの補給所のご紹介です!今回は、社内でも「補給所を制覇してくる!」と宣言し、意気込んでチャレンジしてきました。菜の花マラソンはかねてからこの補給所のメニューの多さが有名で、走り終わったらお腹一杯、下手をすると完走しても体重が増えてしまっているのではないか?と思うほどの充実ぶりです(笑)

 

以下、写真(説明付き/説明文は写真をクリックすると見られます)でご紹介します。

 意気込んでチャレンジしたものの、一部食べられずに写真だけのものもあります><。一般的な補給の食べ物(バナナ、梅干し、チョコレート等)については挙げていませんが、沿道ではたくさんの方々が温かく準備してくださっていました。

 

 実はこれでもまだ全てではなく、食べられていないものがあります。菜の花マラソン恐るべし。。。

 

 食べ物の美味しさはもちろんですが、これほどまでに地元の皆さんが(約2,000人のボランティアとのこと)応援してくださっていて、長年築き上げてきた温かい雰囲気に溢れています。よく「趣味はマラソンです」と話すと、「何が楽しいの?」と聞かれることがあります。もちろん、個人としては、走り切った達成感や日々の練習の成果が出たときの満足感もありますが、それ以上に、沿道の方々の声援に支えられてゴールにたどり着く感覚や、一緒に走る友人や特に話したこともないランナーたちと完走する喜びのような感覚、色んなものが混じったスポーツだなと思い、続けています。

「嘘だ~」と思うそこのあなた、ぜひ一度一緒に走ってみませんか?

 

沿道の方々とハイタッチをするとパワーをもらえます
沿道の方々とハイタッチをするとパワーをもらえます
この気持ちわかる…と思ってつい走りながら話しかけました(笑)
この気持ちわかる…と思ってつい走りながら話しかけました(笑)

 

 さて、充実の補給も受けつつ、レースはそろそろ終盤戦。

山川の沿岸線を抜け、一気に指宿への坂を駆け上がります(35km付近)。このJR山川駅(日本最南端の有人駅)から指宿への坂が最後の難関なのですが、ここで毎回恒例にしているイベントがあります。

それは…山川駅自販機でのコーラ一気飲み(笑) ゴールまでのエネルギーを一気にチャージ!!

山川海岸線、景色は良いけど、残り7kmの一番きついポイント
山川海岸線、景色は良いけど、残り7kmの一番きついポイント
恒例のJR山川駅でのコーラ一気飲み(笑)
恒例のJR山川駅でのコーラ一気飲み(笑)

 

 といきたかった所なのですが、今回はコーラ効果があまり出ず。35kmまでは4時間を切るペースで走ってきたものの、残り7kmで撃沈してしまいました。こうなるとゴールまでの道のりが遠いこと遠いこと…。それでも何とか這うような気持ちでスタート地点の指宿総合運動公園に戻ってきました。毎回最後の数kmでは「もう二度と出ない…」と思う苦しみはありますが、最後のフィニッシュの瞬間はやはりたまりません!!一緒に走っていた友人と共に無事ゴールすることができました。

 

残り200m、この当たりではもう二度と出ないと毎回思います
残り200m、この当たりではもう二度と出ないと毎回思います
フィニッシュ後の達成感は大きいです
フィニッシュ後の達成感は大きいです

 

 気になるタイムは4時間23分34秒。何とか設定した目標をクリアすることができて良かったです。

 

 さて、スタート時に一緒に写真を撮った延時課長。「どうなったかな?」と気になっていると「今38km」「40km」と連絡が入り、ゴールにお出迎えに。満面の笑みでのラストスパートを見せてくださり、そのままゴールへ!無事に二人とも充実のうちに完走することができました。この勢いで今年も一年がんばりましょう!!

満面の笑みの延時課長。理由は「記録更新でテンション上がった!」とのこと
満面の笑みの延時課長。理由は「記録更新でテンション上がった!」とのこと
完走証を手に充実の様子
完走証を手に充実の様子

 

 そんなこんなで新年初のフルマラソンを無事に終えることができました。帰りは、温泉地指宿市ならでは、温泉に入ってから帰途に就きました。

 

 途中ご紹介しましたように、たくさんの方々の運営や支援、応援があって成り立っていることを改めて感じる一日でした。また、個人的な話ではありますが、今回、関東方面から友人2人がわざわざ来鹿して一緒に出走、完走することができました。

 何かと人のつながりやご縁のありがたみを感じた週末、良い一年のスタートにすることができたように思います。今年も仕事に、プライベートに、がんばって走り抜けたいと思います。改めまして本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

温泉地指宿の温泉に入って帰りました
温泉地指宿の温泉に入って帰りました
来鹿してくれた友人と展望した城山からの桜島
来鹿してくれた友人と展望した城山からの桜島

 

(次は3/3鹿児島マラソンに出走予定  新永)