メールマガジン第63号>役員挨拶

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★役員からのメッセージ     専務取締役 榎原 久夫

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 12月に入り急に寒さが厳しくなり、冬らしい気候となってきました。

 今年も全国各地で、ゲリラ豪雨、集中豪雨、地震、台風、噴火、竜巻等の自然災害が起き、生活に支障をきたす災害が数多くあり多くの方が亡くなり被災されました。被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

 弊社でも台風により、乾燥機屋根の被害、材料置き場の浸水被害、風の影響で電線にものが接触したのか傷が入り数週間後に切れ工場の停電と仕事に支障がでましたが、幸いにしてこの台風で社員の災害、ケガ等がなく台風が通り過ぎてくれてよかったと思います。

 これから先も、地球温暖化による風水害の被害が多くなっていくのではないかと思われます自然災害が起こった際に自分で何ができるのか、どういった行動をとればよいのかを常に考えていなければならないと思っています。

 

人手不足

 ようやく沖縄県宮古市に建設中の下地島空港のCLT取付作業の先が見えてきました。7月後半に現場に乗り込み5ヶ月たちますが、12月で取付完了、1月に樹脂漏れ部分等の補修を行い弊社の作業が完了できる見込みがたちました。乗り込み当初は元請け様の工程に迷惑がかからないか、事故が起こりはしないかと何かと心配ではありましたが一安心しました。まだ作業が終わったわけではありませんので、気を引き締めてケガのないように最後まで頑張ってまいります。

 この工事は、材料の手配からすると約1年半を要する仕事となり、弊社としては今までの最大の工事です。進めるにあたり、色々な心配ごとがありましたが、その中でも取付作業の人の問題が大きかったです。現場の地理的なことや、20名前後の人手が必要な作業のため手配できるか心配でしたが、沖縄の業者さんの応援もいただけたおかげで工事を進めることができました。

 下地島空港以外の物件では、どうしても人の手配がつかず多少なりともご迷惑をおかけした工事もあり申し訳なく思っております。

 

 新聞の報道によれば、現時点で建設業2万人の人手不足、5年後には21万人の不足と書いてありました。ちなみに製造業は現時点4万3千人で5年後は7万3千人とのことです、これを少しでも解消するための人手不足対策として外国人労働者受け入れを拡大する法律が国会で成立しましたが、これから先、外国人の労働者の方を雇い一緒に仕事することが多くなるのかもしれません。

 

今年も残りわずかとなりましたが、1年間ご愛顧いただき、ありがとうございました。

来年は年号も変わります。明るい時代になることを願っております。

これからも、ご指導よろしくお願い申し上げます。

皆様よい新年をお迎えください。 

(専務取締役 榎原 久夫)