メールマガジン第59号>役員挨拶

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★役員からのメッセージ     常務取締役 有馬 宏美

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残暑お見舞い申し上げます

 連日の猛暑にいささか参っておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 まずは、先日の西日本全域で発生した豪雨災害につきましては、数十年に1度の大雨との報道の通り、

各地で河川の氾濫、土砂崩れ、住宅への床上浸水、全壊・半壊、道路の寸断など、甚大な被害が発生してしましたが、これにより犠牲になられた方、被害に遭われた方に心よりお見舞いを申し上げます。

 そして、厳しい暑さの中、救助や復旧作業に従事されている方々にも深く敬意を表します。

 又、大規模な浸水被害により、家の中へ流れ込んだ土砂、川に流された車、家財道具など全てのものが災害ゴミとして空き地、道路沿いに山積みになり、2次被害も心配されるところです。

 

 異常気象という言葉も耳慣れてきてしまい、毎年発生する災害も もはや”異常気象”といえるかどうか、日本全国、災害のない地域はないと覚悟しなければならない状況なのかもしれません。

直近の災害では、

平成29年  九州北部豪雨

平成28年     北海道・岩手県豪雨

平成27年  関東・東北豪雨

平成26年  広い範囲での8月豪雨  等々、ありました。

 

 私達の会社は、肝付町という大隅半島の南側に位置していますが、気象庁データが記録され始めた約40年前から現在に至る最高気温と1時間当たりの降雨量の推移を調べてみますと、下表のようになっているようです。最高気温は、明らかに3度以上上昇しています。

降雨量は少し増加したように見えるようですが、気温ほど差はありません。

 

 私が入社した1年目の年の夏は、足場仮設班に3ヶ月OJT配属され、毎日住宅現場の足場仮設と解体作業の連続でした。暑さがきついとは言え、まだ耐えられる暑さだったと記憶しています。

(おかげで体重が10㎏痩せましたが)


 

 文献では気温が1度違うと、距離が100km違うとありました。もし、気温が1度上がったとしたら、緯度が100km下がったのと同じだそうです。そうすると、40年前の気温から3度以上、上昇したということは、地理的に見れば奄美大島と同じぐらいの緯度に肝付町があることになります。そう言われると驚きです。 

 人にとって気温の2度や3度程度、上がったり下がったりしても大して生活などに困りもしませんし、

ある程度適応して生きていけますが、動植物等はどうでしょう。

 身の回りの全てのものが気づかないところで、少しずつ変化していく様は何も不思議ではありません。

その結果、異常が異常でなく、変わっていく状況が普通になっているという風に考え、発想を変えて

行動・対策していくことが大切な事のよう思われます。

 

 この大隅半島は、先人達の苦労のおかげで谷間、河川の災害対策は進んでいる地域と日頃感じて感謝していますが、それに安心して油断してはいけないことです。加えてこの地域特有の台風来襲は慣れているだけに軽はずみな判断は危険です。日頃から備えていきたいものだと考える次第です。

 

 8月、第2四半期となり、いよいよ繁忙期に入ろうとしている状況ですが、まだまだ暑い日が続きます。

しばらくは熱中症に注意してながら、事故のないように、社員一同一丸となって取り組んで参ります。

(常務取締役 有馬 宏美) 


(先日、出発ロビ-で見上げると杉集成材の梁がたくさん使われていました。静岡空港)