メールマガジン第58号>欧州視察

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★【出張報告】欧州視察(6) 『LIGNA(リグナ)』へ!

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旅の疲れがピークに達しているのか・・・

朝8時の集合時間にもかかわらず、7時50分に起床!!

恒例のお散歩も出来ず、慌てて準備し今日は世界最大規模の木材加工機械展『LIGNA』の見学です。

 

ハノーバー空港前駅から会場のあるハノーバーメッセ駅まで電車で約30分。

初めてドイツの電車に乗りました。

 

 多分、日本人が一人旅で初めてドイツの電車に乗ったら、みんな捕まってしまう様なルールで、駅に入って行くと改札も無くそのままホームに入れるようになっていて、ドイツの電車は無料で開放されていると錯覚し、最終的に無賃乗車で罰金を払う仕組みになっているような・・・

 知っている人には超効率的な、知らない人には何とも不親切な作りになっています。

 

 実際はホームの数か所にチケット購入用の券売機が設置されていて、電車に乗る前に各自チケットを購入するような仕組みになっているらしく、無賃乗車は抜き打ちでやってくる車掌さんに罰金を払う?反則切符を切られる?らしい仕組みになっていて・・・。

 今回の行き道中一回も車掌さんは回ってきませんでしたが・・・。

 しかも券売機でチケットを購入している姿をあまり見かけませんでしたが・・・。

 私はアタフタしながらしっかりチケット購入し乗車致しました。

 

 ドイツの長閑な郊外を車窓から眺め、しばらくするとハノーバーメッセ駅に到着。

 ハノーバーメッセ駅も電車を降りると、そのまま会場のエントランスと繋がっていてちょっとびっくり。日本の電車の改札が親切なような、不親切なような。改札が無い分構内の混雑は皆無で合理的な考え方ではあるような・・・。

ハノーバーメッセ駅(改札無し!)
ハノーバーメッセ駅(改札無し!)

 2年に1回開催される世界最大の木工林業機械見本市『LIGNA』は、全世界から総来場者数約10万人が訪れる木材産業最大のイベントで、木材の加工に関わる様々な分野のメーカーが1,500社以上集まり、2017年は5月22日~26日までの5日間にわたって開催されました。

 

 会場入り口では事前登録しておいたQRコードを読み込むだけで受け付けは終了し、入場の混雑を避ける仕組みになっていてスムーズに中へ入れました。

(テロ対策か、簡易な持ち物検査及び金属探知機検査はありました)

 

 会場内は23の建物を利用し各分野で区分けされ、広い会場内を興味のある分野だけ見て回れるような配置になっています。

 私たちは旅程上、本日1日だけしか時間がなかった為、駆け足で全てを回りましたが、すべての会場をある程度しっかり見ようと思うと最低2日は必要なぐらい広く、多岐にわたる展示になっていました。

 

 

 

 お目当てのCLTに関わる分野は勿論、高性能林業機械や造作加工機械、安全対策機器などもかなり興味を引く展示が多く、じっくり足を止めて見てみたい物ばかりでした。

 


 

次回、たぶん最終回! 

(CLT部リーダー 西牧)