メールマガジン第53号>欧州視察

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★【出張報告】欧州視察(3)美しい街並みを散策

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 昨年5月のヨーロッパ出張後、2回目までは順調に報告がありましたが、その後繁忙のため筆が止まってしまった西牧リーダー。もう連載終了?と思っていましたが、再び筆が動き出し、今回3回目の報告です。

欧州視察(1)初海外はイタリアへ

欧州視察(2)CLT専用加工機「UNITEAM  EXTRA  MIX」との対面

 


 昼食後は車で1時間程度の所にあるCLTのメーカーで工場見学をさせて頂けることになり、視察して参りました。限られたスペースの中に効率よく機械が配置されコンスタントにCLTが作られていきます。

 イタリア人は陽気で気さくで大雑把な人種だと私の偏見だらけの固定観念など吹き飛ばすほど、従業員の方々は真面目に一生懸命働いており、勤勉な人々であることを新たに私の固定観念に刻み込みました。

視察させていただいたCLTメーカーの工場 スタンダードは3層3プライ

 

 視察を終え、ホテルへの帰り道、近くの山に城壁で囲まれた街を発見し少し寄り道をすることに。

 そこはべネト州マロスティカという所、チェスで有名な町だそうで、町の中央広場には二色の大理石がチェスの碁盤のように並べられ、毎年9月の第2日曜日には町一番のお祭りがあり、実際に人や馬がチェスの駒になりゲームをするようです。

人間チェスが行われるチェス盤をイメージした大理石広場
人間チェスが行われるチェス盤をイメージした大理石広場

 

 ザ・ヨーロッパ(一括りにしていいのか分かりませんが・・・)と言う様な街並みを散策していると、美しい街並みに溶け込むようにシトロエン2CVが道路わきにさりげなく佇み、私の眼は少女漫画のように輝いていたのは言うまでもありません。


 

 ザ・ヨーロッパの散策も終わり、今夜は3日間お世話になったホテル「ドゥエ・モリ」の最後の夜ということで盛大に打ち上げです。美味しい料理とワインでかなり盛り上がり明日からのベネチア観光に期待を膨らませつつ テンションはMAXです。


 

 ティエネ最後の朝もやっぱり早起きし、最後に残しておいた南の方へ散歩です。

 多くの家の入口に同じような木製の門が付いており雰囲気も良く、弊社のCLTとユニチームの加工機で再現できると思うと、朝からワクワクし顔が緩みっぱなしで、すれ違うイタリャ―ノに変なアジア人が徘徊していると思われたかもしれません。


 

日本ではよく見かける自動販売機、外国ではあまり見かけないと聞いておりましたが、今回の旅で初めて屋外の自販機を見つけて、何か少し得した気分。


(ベネチアへつづく?)

(CLT部リーダー 西牧)