メールマガジン第26号>バイオマスシリーズ

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★【シリーズ】バイオマスについて(24) 代表取締役 佐々木幸久

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冬に向かい薪補充


今年の春から初夏にかけては雨が多く、夏は猛暑で休日に殆ど薪割りが出来ませんでした。気温が下がり、晴天続きの昨今、昨年減った分をせっせと補充しています。

社長自宅の薪小屋(2014年完成当時)
社長自宅の薪小屋(2014年完成当時)

だいぶ補充できました(2015年11月現在)
だいぶ補充できました(2015年11月現在)


薪は1年前に持ち込んだものなので、皮が剥がれやすくなっています。この広葉樹のぱりぱりに乾いた皮を集めて風呂にくべると非常に良く燃えます。きちんと重量を計ってものを言えばよいのですが、重量当たり木質部に比べざっと1.5倍くらいの火力があるのではないかと思います。

皮がぱりぱりに
皮がぱりぱりに


会社のボイラーで燃えるのを見ていると、時にスギ皮の火力が低いように感じるのは、それは恐らく水分が多いためだろうと思います。晴天時には皮剥装置が回っているときは、皮屑だけで必要なエネルギーは賄えています。

 薪風呂は、冬と夏では沸くまでに必要な薪の量が二倍くらい違います。夏は早めに水を張っておくと火を付けて1時間足らずで熱いくらいに沸きます。冬は少なくとも2時間はかかります。冬の薪風呂は風呂の底からじんわりと暖かさが立ち上ってきて、実に快適です。