メールマガジン第21号>社員紹介

今回は集成材部からシャハルさんをご紹介。

十数年前マレーシアから研修でやってきたシャハルさん。一年間の研修のはずが、当社を気に入ってくれて(いや奥様のことを気に入ったのでしょうが)、そのまま入社してくれました。

ひょうきんでいい加減なように見えて、実は大変な努力家で頼もしい。いまや当社に無くてはならない存在です。



■名前:SHAHRUL BIN PANDIN

                シャハル・ビン・パンディン

 

■あだな:シャハル

  

■部署:集成材部

 

■担当:縦継ぎ製造ライン主任 

    高周波オペレーター


Q1 自己紹介をお願いします!

マレーシア出身の35歳です。

山佐木材に入社して14年目になります。 

 

Q2 山佐木材に入社した経緯を教えてください。

マレーシアの頃から木材に興味はありましたが、山佐木材の研修を経て、より興味が湧き入社を決意しました。

 

Q3 仕事の内容はどうですか。

製造方法に悩まされる難しい仕事が多く、納期・製造方法・段取り等、毎日頭を悩まされていますが、難しい事にチャレンジできる事はとても楽しいです。

 

Q4 山佐木材のいいな、と思うのはどんなところ?

大断面集成材・CLT・SAMURAI集成材等、住宅向けだけじゃなく色んな仕事ができるのが楽しいです。

 

Q5 これだけは会社の誰にも負けない!というところは?

マレーシア語は一番上手いと思います (*^_^*)!!

 

Q6 最近 はまっていることは?

最近ブラックバス釣にはまっています。同僚や友達と大隅湖に出没してます。

 

Q7 これからの抱負を教えてください

自分の父ちゃんもいい父ちゃんでしたが、もっといい父ちゃんになります!!

 

製造チームの真面目な?皆さん
製造チームの真面目な?皆さん

■シャハル君を獲得できた訳

十数年前のことです。

当時木工家具工場があったので、海外からの研修生受け入れが可能でした。この制度で、マレーシアから研修生として継続的に数人が来ていたのでした。

ある日の休日に町の祭の雑踏をぶらぶら歩いていました。

向こうから見たような奴が!何とか言う、確か「そう、シャハル君だ」。

そのシャハル君が見目良き若い女性を伴って祭見物に出てきていて、それに出会ったのです。

あれ、と私が気づいたら、彼もあ、あ、あとあたふたして、どこかに隠れられれば隠れたそうな様子でした。そのころのシャハル君は小柄ながらスマートなかわいげのある青年で、まあひょっとしたらハンサムだったと言えるかもしれません。幸いこのご縁は両方のご両親の同意も得られ、はれて結婚という形で実りました。研修生から一度帰国後、日本国の労働ビザを取得出来たことから、晴れて社員となりその後主任となりました。我が社も1人の人材を獲得出来たわけです。

先般奥さんや子供達を連れて里帰り、ご両親様や大家族の皆さま方から大歓迎を受けたと聞きました。(佐々木社長)


■いろいろ質問攻めにあっていました

私が集成材チームのリーダーをしていた十数年前、研修生としてやってきたのがシャハル君。

日本語での挨拶を少し覚えた程度の目のくりっとした愛嬌のある少年でした。

私が総務のとき、ちょうど自宅が近かったことから、毎日迎えにいって、コンビニで朝ごはんを買って(おごってくれたり)、日々の出来事を談笑しながらの通勤はとても楽しい朝のひとときでした。

ある日、通勤車内で、漢字を覚えるのが大変という話。

たとえば「雨」という漢字:覚え方はあめかんむりを傘と見立てて、雨のとき傘をさすことから雨と覚えたけど。傘の中にまで雨が入っているようでオカシイ。

「木」という漢字を覚えた:そして木が少しまとまってあるときは、「林」もっとたくさんあるときは「森」。なんとなくわかる。

いろいろ質問攻めにあった頃が懐かしいです。「厚切りジェイソン」より面白かったと記憶しています。

今じゃカラオケではマレーシア人といっても信じてもらえず・・・。努力の賜物だと尊敬します。(村田)

  

■同じ部署で働くようになって驚きました

私が今までシャハル君に持っていた印象は「いつも笑顔を絶やさない憎めないキャラクター」というものでした。ところがこの5月からよく話をするようになり、彼の仕事に対する前向きな姿勢と責任感の強さに驚かされました。また、一つ一つの作業を熟知していて、1号棟チームの仕事の流れをしっかり造ってくれることに頼もしさを感じています。

2年ほど前、年の瀬がせまる頃、鹿児島市のデパート前で、奥さんとお子さんたちを連れて買い物にきていたシャハル君にばったり出くわしました。そのとき、にこにこしながらすぐに家族を紹介してくれたことが記憶に残っています。家族をとても大切にしている様子がうかがえました。

シャハル君、これからもチームを引っ張っていく仕事人として、また優しいお父さんとして頑張って下さい。(前田) 


■15年以上の付き合いになる

シャハルとは研修時代を入れると15年以上の付き合いになります。研修の頃は私とあまり変わらない体型でしたが今では倍近い体重になって少し心配しています。

シャハルは日本に来てから自動車の免許を取得しています。異国の地で漢字も読めないのに取得出来るなんて思いもせず、もの凄く頑張っていたことを思い出します。

仕事についても、作業を楽にするためのアイディアや工夫など見習わなければならない事が多数あります。

今後もプライベート、仕事、共に仲良く楽しく頑張って行きましょう。(下村)

  

■流暢な鹿児島弁

シャハルさんを初めて見た時の印象は、流暢な日本語?いや、流暢な鹿児島弁を喋るので、ちょっと顔の濃い人ぐらいの印象でしたが、マレーシア出身だと言う事を聞いて大変驚いた事を思い出します。

仕事ぶりは縦継ぎチームの主任として、生産性を高める為の努力を常にしている姿には頭が下がる思いです。また、持ち前の明るさで集成材部のムードメーカーとしてもなくてはならない存在です。

今後、もっと大きなチームのリーダーとして活躍してくれる事を期待します。(桐野)