メールマガジン第13号>役員挨拶

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★役員からのメッセージ    専務取締役 榎原 久夫

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繁忙期

10月から年末にかけて多忙な日々が続き、毎年の事ながら納期の事で頭を悩ませる時期です。

又、今年は「株式会社さつまファインウッド」様の国産材2×4工場建設の大型物件もこの時期となり、忙しさの山が少し高いような気がいたします。

こういう時に気をつけたいのが「安全」です。まず災害、事故を起こさないこと、忙しいとついつい納期に追われて安全がおろそかになることがあります。

作業手順をしっかり把握し守り、機械工具の始業点検をしっかりと行い作業を行うことを忘れてはなりません。

物件集中、人手不足、材料不足など、様々な要因がありますが、社内部門間の連携をはかり、協力していただける下請け業者様と共に、この忙しい時期を乗り切っていきたいと思います。

加工済・加工前材料
加工済・加工前材料

 

さて、CLT幅はぎ作業用の建屋と幅はぎ装置の設置が完了間近です。

プレス機械の方がまだ整備中ではありますが、これから来年6月幅はぎ有りのCLT、JAS工場に向けて作業を進める事になります。

本格的に建物にCLT使用されるようになる数年後までにCLT加工の何らかの設備の充実も行う必要もあります。

我が社は製材・製造・加工・建て方の一連の流れをもつ工場です。その強みを生かし、お客様の要望に添えるよう努力し頑張ってまいります。

今後共、ご指導の程よろしくお願いいたします。

幅はぎ作業棟
幅はぎ作業棟


いつおこるかわからない自然災害

今年も自然災害で多数の犠牲者、負傷者が出ています。最近では、広島での大雨による災害、長野・岐阜両県にまたがる御嶽山の噴火等々、いつどこで何が起こるかわからない状況です。

年々、自然大災害の起こる事が多くなってきているように感じます

「日頃の備え」 「落ち着いた行動」が被害を最小限にするようですので、非常時の為に、まだ備え出来てない方は備えできるものは備えておく必要がありそうです。


再生エネルギ-

近頃、車で走行していると、あちらこちらで太陽光発電パネル畑を見るようになりました、あまり良い光景とはいえませんが、設置計画はかなりの数が出ているようです。そんな中、9月25日から電力の需給バランスが崩れて安定供給が難しくなるとの理由から太陽光発電などによる再生可能エネルギ-の買取り手続きの中断、送電線への接続の保留が九州電力から発表されました。

制度導入開始から約2年でこのような状態となったわけですが、当初これだけの太陽光発電申し込みがあるとは想定外であったとの説明です。

この解決には送電線や変電所の増強や大型蓄電池の設置などが必要なようなのですが、これも難しいと言われているようですので太陽光発電自体の設置が下火に向かうのではないかとも考えられます。

これは他の再生可能エネルギ-にも少なからず影響を与える事になるのではないでしょうか。又、川内原子力発電所の再稼働どうなるのか興味を持って動向を見ていきたいと思います。

(専務取締役 榎原 久夫)