第72回 南日本文化賞 産業経済部門受賞

 文化の日を前に11月1日、学術、芸術、社会活動など様々な分野で鹿児島の発展に貢献した2個人1団体に主催する南日本新聞社の佐潟隆一社長様から南日本文化賞が贈られました。 

 山佐木材株式会社は産業経済部門での受賞でありました。

 

 津曲貞利氏(津曲学園理事長)選考委員長より、産業経済部門での贈賞理由が述べられました。

 

 山佐木材は長きにわたり木造建築に力を入れてきました。

この会場があります城山ホテル鹿児島ガーデンレストラン【ホルト】を皮切りに、郷土”鹿児島”の森林資源(材木)をしっかりと受け継ぎながら、木造建築に関わる事業として一連の健闘を続けながら鹿児島の代表的な建物等を作ってきました。

 昨今木材が注目されている中、再生可能な木材を建築の主要資材として活用し、さらには近代的な高層ビルの木質化にもチャレンジしています。

 また今回の団体賞としての贈賞は、鹿児島の企業はこういう形で企業のDNAとしてそれぞれ継承してほしいという想いを込めております。

 ご承知の通り、佐々木会長の情熱が今の山佐木材をつくっているのは正しくその通りですが、ある意味企業として、企業文化としてほかの企業にも持ってもらいたいと願い、団体賞を贈賞します。

 

南日本新聞社佐潟隆一社長様より賞状と記念楯が贈られました
南日本新聞社佐潟隆一社長様より賞状と記念楯が贈られました
贈賞式の会場「城山ホテル鹿児島」には弊社施工物件第1号があります(レストランホルト)
贈賞式の会場「城山ホテル鹿児島」には弊社施工物件第1号があります(レストランホルト)

 

 贈賞式の後の懇親会では、佐々木会長より、これまでの主な建築物の写真を映しながら、現在の事業形態へと経営判断した時代背景と理由を述べるとともに、社長を務めた約32年間、木材利用と木造建築の普及活動に尽力してきた活動を振り返り、「南日本文化賞」受賞の光栄に預かった喜びを語りました。

 

左から、芸術部門 楠元 香代子様、環境文化部門 常田 守様、産業経済部門 山佐木材、特別賞 川畑 瞳様(お父様)

 

 なお、このとき戴いた副賞は、佐々木会長と相談して従業員全員に分配しようということになりました。

 これからも「郷土が誇る企業」を目指して従業員とともに努力を続けてまいりたいと思います。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

(代表取締役社長 有馬 宏美)