ぼくらのたらのめ

 春はすぐそこまできています。

そんな中、社内では、あることでちょっとした盛り上がりを見せていました。

 

 春の味覚といえば山菜ですね。先月号のメルマガ内でM田部長が紹介されていたフキノトウをはじめ、様々な種類がありますが、中でも有名なのが「タラの芽」です。

そのタラの芽が会社敷地内のある場所に派生していると噂を聞きつけ見に行ってみました。

社内でも知っている方はそこそこいましたが、なかなか目に付かない場所にありました。

 

 

 この頃はまだ気温が低く、全く芽も出ておらず、トゲトゲしい木が立っているだけの状況でした。

この日から毎日出社時、帰社時に、すくすくと成長していくタラの芽を見て、活力をもらいながら仕事を頑張る日々が続きました。(決して手中に納めようなんてことは考えてはいません…)

 徐々に社内の一部でもこの話で盛り上がり始め、周りの目がなんだかギラついている・・・ような気がしました。

 

 それから約2週間ほど経ったある日。かなり日中も気温が上がるようになってきた為、もう芽吹いているだろうと見に行ってみタラ・・・

 近場にあったタラの芽が・・・無くなっていました・・・

 誰でしょう・・・私が毎日子供の成長を喜ぶような目で見守っていたタラの芽を奪ったのは・・・

 見えない場所での戦いが社内では繰り広げられていたようで、ちょっと想像してみたら不覚にも笑ってしまいました。

 

 さて、残すは一番高い所にある立派なタラの芽。

 

最後は誰の手中に納まるのでしょうか?

影ながら、タラの芽の成長と、戦いをあと少しの間楽しみに見守っていきたいと思います。

 

私もタラの芽のようにみんなに愛される人間にならねば。。。

 

もしかして・・・!?(笑)

 

(N島)