(株)さつまファインウッド様  出荷式に参加して

 平成27年11月20日金曜日  午前10時30分より、「株式会社さつまファインウッド かごしま材JAS製品流通加工センター」様の出荷式が行われ、弊社から社長と私が参加致しました。

 参加者は、国・県・市の行政関係者、工場建設に携わった企業、原料を納材している木材関係者、そして今回よりツーバイフォー材を購入してくださる企業関係の皆様等々多くの人が出荷式に出席していました。

(さつまファインウッド様の工場については、メルマガ5月号にて紹介していますのでご参照ください)

さつまファインウッド林雅文社長
さつまファインウッド林雅文社長
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2015年11月20日林社長のご挨拶
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 本年4月はじめ、竣工式がおこなわれ、JAS取得作業、受入された原板の天乾作業等々の業務がスタ-トした後、8月には九州北部の会社へのツーバイフォー材トライアル納材開始とともに各社に国産材によるツーバイフォー材の性能・材質の評価をして頂き、かなりの好評価を頂いたとお聞きしておりました。

 10月末現在では、鹿児島県内の原板納材業者(製材所)を中心に近隣に位置する熊本・宮崎数社を含め、10社の製材工場から原板が納材されています。広大な天乾場には2万数千m3の板が高く積み上げられて、人工乾燥を待っている様です。工場関係者からは年度内にはなんとか20社ほどの業者に納材してもらう体制を構築したいとお話を伺いました。

 国産材によるツーバイフォー材加工工場として国内初の本格的工場稼働となる今回の出荷式は、国産材製材工場の業界からみると、既存の国産材需要先と異なる全く新たな市場が開けたことを意味し、その数量もなんとも膨大な可能性を秘めたものであることから暗い木材需要の見通しも一変するかもしれません。聞くところ、ツーバイフォー住宅メーカー1社で年間数十万m3の外材を輸入し使用していると言います。  もちろん、夢ばかりあるわけではありません。輸入材と競争して勝てる製品、品質と価格を実現しなければならないというかなり険しい高いハードルを越える必要があります。しかしながら、新たな木材需要量が全くのゼロよりは、ハードルが高くても需要がある道にチャレンジするチャンスをいただいたことの意味は凄いことだと思います。本当に凄いです。

 そして、さつまファインウッド林社長様の描く林業・木材産業の姿にはロマンがあり、その情熱には敬服するばかりです。これから国産材のツーバイフォー材生産が軌道に乗ることを祈念するともとに、弊社もこの原板を納材する1社として頑張って生産していく所存であります。

(有馬)