にしつぐ日記・第3回九州材フェア

 10月21日に大分県木材協同組合連合会主催で同小倉市場にて「第3回九州材フェア」が行われ、CLT部のM田部長と参加してきました。この九州材フェアは平成25年10月に第1回目を開催し、今年で第3回目となるイベントです。

主催している大分県木材協同組合連合会は、大分市内の他にも中津市と福岡県の小倉にも製品市場を有しており、大分県産の製品はもとより、九州各県の製品を九州や中国、関西、関東に販売しています。

 私が知っている限りではどの県の県木連よりも生産性があり、活発だと感じ、私のひそかな大分県の自慢でもあります。(他がそうでないと言ってるわけではないです!鹿児島県の県木連さんも様々な展示会等に参加されたり、研修会を行ったりと非常に活動的です!)


当日は九州各県の製材所から約4,000(m3)の製品が集荷され、セリ等で各地に販売されていました。

 一般流通材は1年のうちに1,2回毎年のように、住宅の着工数と丸太の搬出具合によって相場が乱高下してしまいます。このようなことを防ぐためにも、市場という所は大量の集荷(ストック機能)と人が集まることでの情報交換により、安定した相場を作る役目を担ってるのだと改めて感じました。


また、「九州材フェア式典」の中で宮崎県の井上林産さんと山佐木材の2社に情報提供の場をいただきました。

 ウィング車の荷台の舞台から山佐木材のCLTへの取組について、早口にのせて随所に「えーっと」と「まぁ」を散りばめながら説明させていただきました。(どんなに気を付けてもなかなかこの癖は治らない…)

 国の後押しや報道の力もあってCLTに対する認知度や関心が高まっているのを感じますが、それに比例して実際の物件数が伸びているのかというとそうでもないように感じます。法整備のスケジュール等もありますが、今後はいかにすればCLTを使うことができ、どのようなメリットを発揮するのかを発信していく必要があると感じます。

                    (西胤)


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コメント: 1
  • #1

    県木連 三窪 等 (金曜日, 20 11月 2015 15:43)

    古巣の大分県のフェアーで、鹿児島県の紹介を兼ねて会社のPRをするというのもいささかまごつきましたね!しかし現在の立場でやらねばならないし、ご苦労様でした。私ども鹿児島県木連も大きなことはできませんが、今後も支援をしていくつもりです。