加子母(かしも)を訪ねて(1)再会の約束

加子母(かしも)は、岐阜県の東、長野県との県境にある地域で、2005年に中津川市に編入されるまでは加子母村でした。

この加子母という場所に今回の視察先である株式会社中島工務店様があります。

中島工務店様は加子母で生産される質の良い桧を「東濃ひのき」として県内外へ出張して建築するという産直住宅で有名な会社です。


岐阜県と鹿児島県は、江戸時代の薩摩義士平田靱負らによる木曽川の治水という縁で姉妹県として交流があります。昔鹿児島県庁が岐阜県木材業界のお歴々をお呼びして、鹿児島県木材業界に引き合わせたことがあり、このとき社長は中島紀于(なかしまのりお)社長と知り合ったそうです。全く性格の異なる両者ですが、不思議と馬が合い、お互いを視察するなど永くお付き合いが続いています。

 

今年の2月、肝属木材事業協同組合主催で講演会を実施しました。そのとき講師をお願いしたのが中島社長です。

このときに交わされた「今度は加子母で会いましょう!」という約束が、今回果たされることになったのでした。

 

組合で参加を募ったところ、協同組合きもつき木材高次加工センター、鹿児島県木材協同組合連合会からも参加いただき、合計13名の視察団になりました。

鹿児島空港から中部国際空港までジェットスターが就航しており便利です。初日は名古屋駅前に宿泊し、2日目の朝、中島社長と合流しました。

あいかわらず元気な中島社長 バスの中ではずっと立って説明してくださいました
あいかわらず元気な中島社長 バスの中ではずっと立って説明してくださいました

 

最初に訪れたのは、今年完成したばかりの「長久手スタジオ」

中島工務店様の住宅展示場 兼 名古屋支店 兼 クラフトショップです。

愛知県長久手市は、戦国時代に「小牧・長久手の戦い」のあった場所です。近年は名古屋市のベッドタウンとして発展を見せているそうです。

ここから案内をして下さった中島工務店の曽我さん。

社長にじっと見られて緊張気味です。

クラフトショップ「木まま工房」にて。

ここには地元の作家さんたちの作品が並びます。

木まま工房には長野県の信州カラマツが使われているそうです。

次にお隣のモデルハウスへ。

モデルハウス入ってすぐにあるセミナースペース。

縁側に続く明るい空間です。

天井には厚さ30mmの杉板を使用しているとのこと。

野地板をそのまま天井板として現しに使用しています。

2階にはリビングルーム、キッチン、寝室、打合せスペースなどがあります。

岐阜県の木曽ひのき、長良すぎがふんだんに使われています。

木製のサッシ
木製のサッシ

ここに泊まりたいね。と皆が言っていた寝室。

ウォークインクローゼット
ウォークインクローゼット
メイク&読書スペース
メイク&読書スペース

思わず座ってみたくなる縁側
思わず座ってみたくなる縁側

このあと中島工務店様が手掛けられた個人住宅、お寺、公共施設などの建物や、関連の工場など数多く見学させていただきました。

またこの日の宿は「渡合(どあい)温泉」という、なかなか面白い宿泊先でした。

それらはまた次回ご紹介したいと思います。

肝属木材事業協同組合 事務局

山佐木材(株) 佐々木(真)