CLT事業「幅はぎ作業棟」地鎮祭

5月9日、今年度からスタートするCLT事業の「幅はぎ作業棟」の地鎮祭を行いました。いよいよ念願の建設スタートです。

 

将来的には、この場所でプレス、二次加工まで出来る一貫ラインにする予定ですが、今回は幅はぎラインのみをここに置きます。従って建屋としては全体計画の1/6程度の500m2のみを、今回建設します。

プレスは、論地工場が空いていることから、こちらに設置、この幅はぎ装置で出来た板を論地工場まで運んで、積層し、仕上げてお客様に届ける方法をとりました。

 

建築は地元の国基建設(株)様が施工することとなり、9月には完成予定です。地鎮祭には、役員と、国基建設(株)現場監督様、そしてこの事業を推進する製造部の4名が参加しました。

幅はぎ装置は(株)太平製作所様に発注、お盆過ぎに納入予定です。9月から試運転、そして本格稼働出来るものと期待しています。

 

将来的には一貫ラインにする予定
将来的には一貫ラインにする予定

当社のCLT事業への取り組みが、5月4日(日)の地元紙「南日本新聞」に大きく取り上げられたことから、鹿児島県内でもにわかに話題となり、多くの方々の関心を呼び始めたようです。1日も早く生産体制を整え、この新材料による新しい木造建築の黎明を迎えたいものと思います。

(代表取締役 佐々木幸久)

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コメント: 1
  • #1

    (公財)秋田県木材加工推進機構の薩摩です。 (木曜日, 15 5月 2014 15:32)

    2月に訪問したときにはお世話になりました。あのとき佐々木社長から聞いていたスケジュ-ルどおりに着実に事業が前進しているのですね。高齢化が進んで人口が減少する中で新設住宅の着工数が減ることは目に見えていますので、これからは公共物件や商業施設、老健施設などの非住宅の分野に需要が移っていくと思われます。その際の主役はCLTでしょう。新工場の建設開始で一連のプロジェクトがさらに進展していくことを大いに期待しています。