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新しい取組のブログ

このページは、山佐木材の技術開発や新商品など「新しい取り組み」に分類されたブログをまとめたページです。

★過去のブログについてはカテゴリー別に掲載しております。

お知らせ社長ブログ/新しい取組/完成物件現場社内行事肝付町参加報告その他

「かごしま住まいと建築展」に出展しました

 10月21日~23日の3日間、かごしま県民交流センターで開催された「かごしま住まいと建築展」に参加してきました。22日~23日の2日間は屋外で「かごしま木材まつり」も開催され、山佐木材は両方に出展するということで、CLT部、製材部、建設部から数名が交代で参加しました。

 

 「かごしま住まいと建築展」は、鹿児島県の住宅・建築センター主催で毎年行われており、県民1人1人に鹿児島の木材利用の状況やその可能性を知って頂くためのイベントです。

 当社のブースでは今話題のCLTや集成材の製造・施工について展示しました。CLTに関しては今まで以上に身近に感じて頂けるように、JAS認定の中でも一番薄いサイズのものから二番目に大きいサイズまでのものを揃えてみました。(一番大きいものは運べなかったので…) 

CLTの見本が並ぶ山佐木材のブース
CLTの見本が並ぶ山佐木材のブース

 

CLTをテレビでは見たことがあったとしても、実物は中々見る機会がない中、たくさんの人に実物を触って確認して頂くことができました。

実際に触ってみてください
実際に触ってみてください
ぐりぶーもアピール!
ぐりぶーもアピール!

 

「集成材?木を貼り合わせたら剥がれるんじゃないの?」という疑問を多くいただきました。

 当社は、JAS認定を受けた工場で、徹底した品質管理のもと構造用集成材を製造しています。JAS規格は集成材の外面の品質だけでなく、見ただけではわかりにくい接着性能、強度性能、ホルムアルデヒド放散量などについて、試験方法と適合基準が定められています。

 現在のJAS規格で認められている接着剤を使い、基準を守って作った集成材であれば、一般的な使用環境では50~70年は当然で、実際にはそれ以上もつだろうと言われています。特にレゾルシノール樹脂接着剤は、木材接着剤の中で最も優れた耐久性を有すると言われています。

  他にも、多くのみなさんに様々なご説明をすることができて、こちらもとても良い経験になりました。

 

 多くの方といえば、鹿児島県知事の三反園知事にも山佐木材のブースに来て頂きました。CLTや次世代の材料でもあるSAMURAI集成材の話にも耳を傾けてくださいました。

 

一方、外では「かごしま木材まつり」が実施され、雨の中、有馬常務がしっかりと山佐木材のブースを守ってくださいました。外が雨だっただけに、人も少ないのかなとも思いましたが、お昼頃は結構人が集まっていました。

ブログ「かごしま木材まつり」に参加しました

 

 建築展では、例年、建築関連の講演会も実施されます。今年は京都大学の五十田先生と名古屋の阿部建設の阿部社長が講演されました。両講演とも立ち見のお客様が出るほどの盛況ぶりでした。 

講演会会場
講演会会場
阿部建設の阿部社長
阿部建設の阿部社長

 

 天候にも関わらず、小さい子供から大先輩のみなさんまで、たくさんの方々にお越し頂き、私たちが作る未来の材料の話を聞いて頂いてありがとうございました。そして主催者の鹿児島県住宅・建築センターの皆様、お疲れ様でございました。また来年もよろしくお願いいたします。

(営業本部・小城)

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超高層ビルに木材を使用する研究会:第4回総会および記念講演会

 10月15日(土)、当社が事務局をつとめる「超高層ビルに木材を使用する研究会」の第4回総会、記念講演会が福岡大学工学部で開催されました。

 この研究会は今年で設立4年目を迎えました。福岡大学工学部の稲田達夫教授を中心に、主に九州内の有志10名ほどで設立しましたが、会員の皆様からのご紹介や、趣旨にご賛同いただいた方々からの入会希望により、法人会員14社、個人会員51名になりました。事務局として皆様のご支援に感謝申し上げます。 

 

 例年、10月の総会にあわせてゲストをお迎えして講演いただいておりますが、今年は宇都宮大学の中島史郎教授と林野庁木材産業課の服部浩治課長補佐に講演をお願いしました。

■日時:10月15日(土)13:00~会員受付開始、14:00~一般受付開始

■場所:福岡大学 工学部11号館 1階1111教室

■内容

(1)13:30~14:00 総会

(2)14:15~16:00 総会記念講演会

 <基調講演>「中高層建築物の木造・木質化の可能性」

             宇都宮大学地域デザイン科学部建築都市デザイン学科教授 中島 史郎氏

 <林野庁講演>「都市の木質化のための新たな技術の活用」

             林野庁木材産業課木材製品技術室課長補佐 服部 浩治氏

(3)16:10~17:30 パネルディスカッション「鋼構造オフィスビル床のCLT化について」

 <パネリスト>

稲田 達夫氏  福岡大学工学部教授

中島 史郎氏  宇都宮大学地域デザイン科学部教授

服部 浩治氏     林野庁木材産業課課長補佐

麻生 直木氏  (株)竹中工務店東京本店設計部構造部門部長

佐々木幸久氏  山佐木材(株)代表取締役

(4)18:00~20:00 懇親会 福岡大学内フォレスト(中央図書館1階)

稲田達夫会長
稲田達夫会長
約70名の方に参加いただきました
約70名の方に参加いただきました

 

以下、内容を抜粋してご紹介いたします。

■ 稲田会長挨拶

・研究会は丸3年経過。サステナブル建築物等先導事業に11件が採択されるなど、研究会が始まった頃に比べると、中・大規模木造建築に対する動きは非常に活発化している。来年は新しい建物の見学会等が活発に催され、それらが口火となって、今後大規模物件の木質化が急速に広まることを期待している。

・中島史郎先生について

自分が「木材工業」という雑誌に投稿した記事を、山佐木材の社長が読んだことが研究会設立のきっかけであるが、「木材工業」に寄稿しないかと仲立ちをしてくださったのが中島先生。 このことが無ければ研究会も無かっただろう。

 

■ 基調講演「中高層建築物の木造・木質化の可能性」(宇都宮大学地域デザイン科学部 中島史郎教授)

・6~10階建ての建物の3分の1を木造で建てると仮定すると、新たに55万m3の木材需要、11階以上の建物の3分の1の床を木質化すると仮定すると、さらに135万m3、合計すると200万m3の木材需要が生まれる計算になる。

→CLTを使用することにより更に木材使用量は増える可能性

 

【木造建築物の中高層化 国内事例】

つくばの建築研究所内に建設された枠組壁(2×4)工法6階建て試作棟

 

・1~2階は2時間耐火のため21mm厚の石膏ボードを3枚ずつ両面に被覆

・耐力を高めるため12mm厚のカラマツ合板を両面に張り、CN65釘を50mm間隔で千鳥打=壁倍率14倍相当

・内壁側に北米で開発されたMidPly Wallも使用

・通しボルト(タイダウン金物)を使用


【木造建築物の中高層化 海外事例】

カナダ ブリティッシュ・コロンビア大学の18階建て学生寮「Brock Commons」

 

・1階とエレベーターシャフト部分はRC造

・柱は集成材、床はCLT

・you tubeで施工の様子を見ることができるが、施工スピードはかなり早い

(音が入っていますのでご注意ください→)

・コロンビア州の法律Wood Fast Actにより木材を優先的に使うことを定めていることも背景にある


中島先生ご講演の様子
中島先生ご講演の様子

 

■ 林野庁講演「都市の木質化のための新たな技術の活用」(林野庁木材産業課 服部浩治課長補佐)

・2014年11月に国交省と林野庁が一緒になってCLT普及に向けたロードマップを発表

・今年は3/31付と4/1付でCLT関連の告示が施行され、材料基準強度、一般的な設計法、燃えしろ設計法が示された「CLT元年」と言える

・供給体制としては、現在、国内に7つのCLT工場

・鉄骨造の床や、耐震壁といった部分的利用にも期待

▲平成28年7月末現在のCLT工場分布図(平成28年9月に㈱中東もJAS取得)

服部課長補佐ご講演の様子
服部課長補佐ご講演の様子

 

■ パネルディスカッション「鋼構造オフィスビル床のCLT化」

 防耐火、建設コスト、CLTの可能性、日本の林業経営、超高層ビルへの木材活用、先導的プロジェクトへの支援策のあり方等の課題について議論がなされました。

パネルディスカッションの様子(左から稲田会長、佐々木幸久氏(山佐木材)、中島先生、服部課長補佐、麻生直木氏(竹中工務店))

 

 この研究会は、必ず懇親会もセットで開催されるという特徴がありますが、今回は福岡大学内のレストラン「フォレスト」にて、約40名の方に参加いただきました。大変盛り上がり、このあと二次会、三次会・・という方たちもいらっしゃったようです。(いつものこと)

乾杯は井上正文先生
乾杯は井上正文先生
塩屋晋一先生
塩屋晋一先生

 

当日の様子は、日刊木材新聞にも掲載されましたので、あわせてご紹介いたします。

ご参加、ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。研究会への入会希望は事務局までお願いします!

事務局 佐々木(真)

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2016年10月22日(土)日刊木材新聞
20161022日刊木材新聞(超高層木研総会).pdf
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住まいの耐震博覧会2016@マリンメッセ福岡

平成28年9月17、18日にマリンメッセ福岡で開催された「住まいの耐震博覧会」に昨年同様、日本CLT協会の展示ブースを任され、CLTの展示をしてきました。


 

ブースの設営・準備はCLT部の西牧リーダーと河野さんの2名で行い、クレーンを使って1時間で完成したそうです。施工スピードはさすがCLTです。

 

昨年も設計を担当した西牧リーダーが、今年はデザイン性を数段レベルアップさせ、かつ色々な箇所に面白みを備えたブースを作り上げました。 

CLT部の西牧リーダーが設計した展示ブース
CLT部の西牧リーダーが設計した展示ブース
中も色々とこだわっています!
中も色々とこだわっています!

 

 展示会当日はCLT部の村田部長、西牧リーダーと私の3人で担当しました。私は初めてでしたが、たくさんの方々にCLTの展示ブースに来て頂きました。業界関係者や一般の方々、小さなお子さんまで。それぞれ見る箇所が違うので、私たちもいろいろな発見ができました。

 業界関係者の方々からは、CLTの優位性や施工方法など具体的な質問がありました。去年と違って、今年の春に告示されたCLT関連告示の内容の質問も多かったです。我々も鋭いみなさんの質問にその場でお答えできず、持ち帰らないといけないものもありました。

 一般の方々からは、ブース全体に対して『こういうものが公園にあるといいね』『家の庭にほしいね』などの声が。

子供達はブース内設置した、CLTの端材で作ったイスが大好評。大人の方も一部『欲しい!』という声もありました。

 

たくさんの方々にCLTに触れていただきました
たくさんの方々にCLTに触れていただきました
好評だった椅子
好評だった椅子

 

今回の耐震博覧会は大きな意味がありました。それは今年の春に起きた熊本大地震です。

あれから半年近く経ちましたが、その被害の爪痕はまだ様々な場所で残っています。

 同じ九州で開催された今回の耐震博覧会は、1人1人が地震に対にしてどう向き合うかを考えるい良い機会だったと思います。私自身も今まで以上に身近にかつ慎重に考えないといけないと感じました。

 

今回もこういった機会を与えてくださった主催のナイス(株)のスタッフの皆様ありがとうございました。

そして、CLTのブースに立ち寄って頂いた皆様、各ブースで展示紹介されたメーカー様やご担当の皆様、ありがとうございました。

(営業本部 小城) 

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名古屋の阿部建設様を訪問しました

9月14日(水)、まだまだ暑い日が続く中、阿部建設(株)様が開発、弊社が製造元となる「Aパネ工法」が間もなく発売開始予定のため、佐々木社長に同行して名古屋に行って参りました。

ご参考:Aパネ工法についてはメルマガ36号シリーズCLT(27)をご覧ください。

  

 中部国際空港で迎えてくださったのは、阿部建設社長のご子息、将也さん。空港から阿部建設の住宅展示場『大森エコタウン』へ車で送って頂きました。

 道中の車内で将也さんの話を聞かせて頂きました。大手住宅メーカーを辞めて、家業を今年継がれたとのこと。そして、お酒が好きな話も…そうこうしている内に到着。打ち合わせ場所で待っていると、阿部社長がいらっしゃいました。

 阿部社長は車イスで登場されました。若い頃にバイクレースでの事故がキッカケで車イスでの生活になったそうです。しかしそれよりも自分が感じたのは、とてもパワフルな印象を受けました。このパワフルさは後ほど形となって出てきます。

阿部社長(右)とご子息の将也さん
阿部社長(右)とご子息の将也さん

 

昼食後に打ち合わせをスタート。しばらくすると大勢の人が窓の外に。

この日はチルチンびと地域主義工務店の会の名古屋研修とのことで、今回のAパネ工法を用いた住宅の見学に大型バス2台分の人達が来られていました。

ご参考:チルチンびと地域主義工務店の会ホームページ

 

  阿部社長は私たちと打ち合わせをしながら、この大勢の研修の方達への対応もこなしていらっしゃいました。

すると、阿部社長から我々に、「今日のチルチンびとの会の懇親会に来ませんか」とお誘いを頂きました。

特に予定もなかったので、そのまま我々も参加させて頂くことになりました。

 

まずは、研修会があり、阿部社長をはじめ地域主義工務店の会員の方々がご自身の会社の取組や説明を行いました。住宅関係のことに、ど素人の私にはどの説明もとても新鮮で興味深いものでした。

 

研修会で会社説明を行う阿部社長
研修会で会社説明を行う阿部社長

研修会終了後、隣の部屋での懇親会にも参加させていただきました。

 

 阿部社長の弟である阿部専務に様々な業種の方々をご紹介頂きました。想像以上にみなさん、CLTへの関心があり住宅用として使うことができる、CLTを使ったAパネ工法に期待と関心を寄せていらっしゃいました。

 

阿部社長の弟 阿部専務
阿部社長の弟 阿部専務

 

皆様と一緒にいろいろなお話をさせて頂き、とても勉強になり、そして元気を頂きました。地域主義工務店の方々はとても元気があり、それぞれ熱い使命感を持っている方達でした。

また、地域主義工務店のみなさんにはこれからお世話になると思います。今後ともよろしくお願いいたします。

 

飛び入り参加での研修会、懇親会でしたが、みなさん温かく迎えてくれました。

地域主義工務店の会のみなさん。そして、阿部建設のみなさま、どうもありがとうございました。

(営業本部 小城)

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テレビ取材(MBCふるさとかごしま)

山佐木材の製材部が、テレビの取材を受けました。

  • 番組名:MBCふるさとかごしま
  • 放送日時:8月20日(土)11:15~11:30
  • 放送局:MBC南日本放送
  • タイトル:企業とともに,オンリーワンのモノづくり!~県工業技術センター~

※テレビ放送は鹿児島のみですが、MBCホームページで8月21日から1年間視聴可能だそうです

http://blog.mbc.co.jp/furukago/

 

鹿児島県工業技術センターの技術支援を受けている企業のひとつとして、ご紹介くださるそうです。

是非ご覧ください!

 

インタビューを受ける森田悠介リーダー
インタビューを受ける森田悠介リーダー

 

工業技術センター様のご支援により、製材歩留まりの向上に取り組んでいます。

そのあたりは、ぜひ番組でご確認ください!

 

緊張した・・・
緊張した・・・

(写真撮影:あかね)

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森山農林水産大臣がいらっしゃいました

6月19日(日)、CLT生産に関する状況視察と意見交換のため、森山農林水産大臣が当社にいらっしゃいました。

大臣御自らおいで下さり、大変光栄であり、かつ元気づけられました。

どうも有り難うございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(代表取締役 佐々木幸久)

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『鋼構造オフィスビル床のCLT化』研究成果報告会

3月3日(木)ひな祭り。

お雛様の微笑みを表したかのようなお天気に恵まれ、東京の新木場にある木材会館にて、約一年ぶりに『鋼構造オフィスビル床のCLT化』研究成果報告会を開催することができました。

 これまでメルマガでも度々ご紹介してきましたが、今年度は、平成25,26年度林野庁委託事業において実施された研究成果を踏まえ、開発を進める中で新たに浮上した問題点を中心に検討・分析を行ってきました。

約一年ぶりの木材会館
約一年ぶりの木材会館
第一回委員会の様子@虎ノ門
第一回委員会の様子@虎ノ門

 

 報告会には、ゼネコン、設計、研究者、メーカー等々、各方面から約150名もの皆様にご参加頂きました。

昨年度と同様、超高層ビルに木材を使用する研究会、全国木材組合連合会、日本CLT協会、日本木材加工技術協会、日本建築構造技術者協会にご後援いただくとともに、今回は新たに日本鋼構造協会にもご後援いただきました。

この場を借りて御礼申し上げます。

佐々木社長による主催者挨拶
佐々木社長による主催者挨拶
木材会館7階檜ホール
木材会館7階檜ホール

【プログラム】 ※敬称略

・主催者挨拶 佐々木幸久(山佐木材(株)代表取締役社長)

・林野庁挨拶 小島孝文(林野庁林政部木材産業課長)

・事業報告① 「CLT床の2時間耐火性能の取得に向けて」

         村田忠(山佐木材(株)取締役CLT部長)

・事業報告② 「成果報告の概要とポイント」

         稲田達夫(超高層ビルに木材を使用する研究会会長・福岡大学工学部教授)

・事業報告③ 「構造的課題と小型炉による検討」

         倉富洋(福岡大学工学部助教授)

・事業報告④ 「S造フレーム+CLT床 面内せん断性能」

         田中圭(大分大学工学部助教授)

・関連事業紹介① 「2時間耐火性能評価試験概要と結果 上面(床)加熱試験」

            佐川修((一財)建材試験センター中央試験所主幹)

・関連事業紹介② 「2時間耐火性能評価試験概要と結果 下面(床)加熱試験」

            矢垰和彦((一財)建材試験センター西日本試験所主幹)

・関連事業紹介③ 「CLT施工性確認試験及び歩行振動試験概要紹介」

            西胤謙吉(山佐木材(株)技術本部企画係長)

小島課長による林野庁挨拶
小島課長による林野庁挨拶
稲田先生による事業報告
稲田先生による事業報告

 

今回、稲田先生が総括でお話されていた大きく前に進んだ2点。

 1つは『CLTパネル工法を用いた建築物又は建築物の構造部分の構造方法に関する安全上必要な技術的基準に定める件等』のパブリックコメントが予定よりも早く出され、4月には施行予定であること。基準強度告示・設計法告示が揃い、一般的に設計ができるようになること。

 もう1つは、昨年度から進めていたスギCLT床の2時間耐火性能について、性能評価を得る段階に到達したこと。 

 これらにより、オフィスビル床のCLT化は実施工可能なレベルに近づいており、第一号となる実際の案件は目前と考えています。この活動がさらに実りあるものに繋がっていけるように頑張って参ります。

 

みなさんもCLTに関して気になることがあれば是非!山佐木材まで!

                                                       営業部 小城


▽こちらから配布資料をダウンロードいただけます

ダウンロード
「綱構造オフィスビル床のCLT化」研究成果報告会資料
成果報告書(最終原稿).pdf
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にしつぐ日記・歩行振動試験

官能試験(実際に人が歩き歩行振動を発生させ、被験者の感覚を聞き取り調査)
官能試験(実際に人が歩き歩行振動を発生させ、被験者の感覚を聞き取り調査)

 平成28年2月25日~27日にCLT2時間耐火性能床において、歩行振動試験を実施しました。

この歩行振動試験は『かごしま木づかい推進交付金事業』を活用し、山佐木材敷地内で施工性確認試験を実施した鉄骨モックアップにCLT床を施工したものを活用し実施しました。

 今回の試験は、東京工業大学の横山教授と学生4名、三井ホームコンポーネント開発営業本部の松尾技術部長の6名を東京からお呼びし、ご協力いただきました。

 私は今年度、山佐木材に来て耐火やせん断試験等、様々な試験を経験することができましたが、どの試験も“燃える”や“割れる”のような目に見える変化がありましたが、今回の試験は“振動”ということで、非常に繊細な試験だと感じました。

 CLTをオフィスビルの床に利用してくると、施工性や軽量化による様々なメリットが出てくる反面、遮音と歩行振動にはデメリットが生じることも懸念されています。実際に試験を行い、これらを把握することで、対策や説明をしやすくなると感じました。

 また、横山先生とのお話の中で、振動や音の居住環境に関わる設計は、人命に直接関わる構造設計と異なり、国や学会が定めた基準等はなく、建築物使用者の考え方次第で要求水準が変化する。また、環境設計の適・不適は、その建築物を使い始めた日からすぐに明らかになる。という話がありました。まさにその通りだと思い、環境設計の重要性や難しさを学ぶことができました。

(1階)床下からハンマーで叩き2階で加速度を計測
(1階)床下からハンマーで叩き2階で加速度を計測
(2階)床面に加速度計を設置
(2階)床面に加速度計を設置

 夜は、鹿屋の街で懇親会を行いましたが、そこでの学生の発言や立ち振る舞いが驚くほど立派で関心し、先生の教育が建築だけではなく、このようなところにも行き届いてるのだと感じました。自分の日頃の態度等を振り返り、反省する良いきっかけをいただきました。

 試験結果を3月の中旬にいただけるということで、楽しみにお待ちします。

 改めて、鹿児島までお越しいただき試験を実施していただいた横山先生、松尾部長、学生4名には感謝申し上げます。

 

2階床面に100㎏の重りを載荷し1階天井面の変位をレーザー変位計で計測
2階床面に100㎏の重りを載荷し1階天井面の変位をレーザー変位計で計測

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にしつぐ日記・CLT施工性確認試験

 1月末にCLT床2時間耐火性能評価に無事に合格し、今後大臣認定を受ける見込みであります。

この2時間耐火仕様のCLTでの歩行振動試験、遮音試験、施工性確認試験を実施しており、先週から施工性確認試験を実施しています。

 2時間耐火仕様では上下面あわせて7枚の被覆材を貼るため、その手間とコストの削減やクレーンで吊る作業の安全性や被覆作業の正確性の確認等を目的に実施しています。

以前、山佐木材敷地内に製作していた鉄骨モックアップを高さ3mに嵩上げし、そこへCLTを施工していきました。

6つのグリッドに分けて合計12枚のCLTを施工していきます。被覆材の貼りつけを以下の4通りを予定しています。

①工場であらかじめ下面の被覆材を貼り付ける

②CLTを2枚スプライン接合したものに工場であらかじめ下面の被覆材を貼りつける

③CLTをそのまま鉄骨に建て込みした後に、下から被覆材を貼りつける

④グリッドのサイズに合わせた昇降機を製作し鉄骨の下から貼りつける

左記の② 2枚同時に建て込み
左記の② 2枚同時に建て込み

山佐木材製作 吊り金具(ボルトどめ)
山佐木材製作 吊り金具(ボルトどめ)
輸入品吊り金具(穴をあけワンタッチで取付取り外し可能)
輸入品吊り金具(穴をあけワンタッチで取付取り外し可能)

 鉄骨への建て込みは朝から開始し15時頃には終了しました。

今後は上面・下面の被覆材の取り付けを行い、その後に歩行振動試験を実施する予定です。

 

試験の日程は2/19(金)に上記③、④の被覆材の取り付け、2/25(水)に歩行振動試験を実施する予定です。

また、これらの試験は「かごしま木づかい事業」を活用し、鹿児島県、大隅地域振興局からのご協力をいただきながら実施しています。                                              

                                                                 (西胤)

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にしつぐ日記・CLT強度試験

12月25日に鹿児島県工業技術センターにてCLTの各種強度試験を行ってきました。

大まかに2種類の試験を実施しました。

 

①某所からの依頼を受けて、ヒノキとスギのハイブリッドCLTを試作し、せん断、曲げ、座屈試験

 

②鹿児島大学工学部塩屋教授のご協力をいただきCLTの鉄筋引き抜き試験

  

 詳細な試験データの取りまとめこれからなのですが、鉄筋の引き抜き試験では、木材の繊維方向と垂直方向に挿入した場合は、約200KNで鉄筋のほうが破断しました。

鉄筋が破断する際は非常に大きい音が出るため、迫力がある試験でした。

 

また、ヒノキとのハイブリッドは強度もあり、意匠的にも優れており、JAS等のハードルを越えていけば大いに可能性があるように感じました。

 


試験体(繊維方向に平行)
試験体(繊維方向に平行)
試験体(繊維方向に垂直)
試験体(繊維方向に垂直)


鉄筋引き抜き試験 試験装置
鉄筋引き抜き試験 試験装置
破断した鉄筋
破断した鉄筋

ヒノキ・スギのハイブリッドCLTの座屈試験 試験装置に設置中
ヒノキ・スギのハイブリッドCLTの座屈試験 試験装置に設置中

 試験の結果データをまとめるのと同時に今月はCLT関連試験が目白押しです。(詳細は塩﨑常務のメルマガCLTコーナーで)

 個人的には耐火、せん断、歩行、遮音、施工性の実績を3月中にまとめる作業があるため、各所と連携し試験後の結果をスピード感を持ってまとめていかねばという感じです!

(西胤)

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にしつぐ日記・CLT床2時間耐火上面加熱試験

 埼玉県草加市の(一社)建材試験センター中央試験所にて、CLT床2時間耐火の上面加熱試験を行っています。12/7は9:00から試験体設置に立ち合い、12/8は8:00から加熱試験を開始します。

 私は中央試験所は今回が初めての訪問なのですが、西日本試験所に比べると炉の数が多く、規模が大きいです。

 弊社の試験以外にも柱や壁等の加熱試験が数件行われています。それらの試験にも興味がありますが、他社の開発事業であるため、そこは覗いてはいけませんね。


塩﨑常務は10年以上前からこの試験所にも出入りして開発プロジェクトを行っていたため、思い出話も聞けました。何を質問しても答えが返ってくるのは、このような経験の積み重ねなんだなと改めて実感しました。


試験体の温度確認のため電熱線設置
試験体の温度確認のため電熱線設置
上面加熱炉
上面加熱炉
CLT2時間耐火仕様の試験体 クレーンで加熱炉に移動中
CLT2時間耐火仕様の試験体 クレーンで加熱炉に移動中

上面加熱炉に設置された試験体。12/8(火)朝8:00から着火予定
上面加熱炉に設置された試験体。12/8(火)朝8:00から着火予定

 試験体の仕様決定や試験体製作はもちろん、性能評価の申請・申請図書の作成等、非常に多くの方々のご協力があってこのように試験を実施することができています。改めて感謝いたします。

 あとは2時間の加熱に変色がないように耐えて、無事に合格することを願うのみです。結果は後日お伝えいたします。

 また、私個人としては、性能評価関係は、まず県職員では経験できない仕事です。『〇〇が〇時間耐火で大臣認定取得』という記事をよく木材新聞などで目にしますが、その取得には構想、仕様決め、要素試験、予備試験、本試験と多くのハードルがあることを身をもって知ることができ、非常に良い経験をさせてもらっています。このプロジェクトの一部を担当させてもらえていることに感謝です。 (西胤)

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にしつぐ日記・SAMURAI+CLT木造橋研究会

 平成27年9月1日に鹿児島大学産学官連携推進センターにて「SAMURAI+CLT木造橋研究会」の第1回委員会を行いました。

 

 参加者は鹿児島大学塩屋教授、㈱建設技術コンサルタンツ様、と山佐木材㈱の3社です。

 山佐木材では、湾曲集成材等を利用して各地の木橋を手掛けてきました。詳細はこちらの施工実績をご覧ください。

 

 今回の研究会では、SAMURAIの剛性の強さとCLTの面材としての長所を組み合わせることで、よりスマートで頑丈な木橋を実現できるのでは、という佐々木社長のアイデアを如何に具現化するのかを検討していきます。

 



 橋についての専門知識の豊富な㈱建設技術コンサルタンツの中村次長・牛堀次長に対して、SAMURAIの開発者である塩屋教授や佐々木社長が様々なアイデアを出して、熱い議論となりました。皆様の知識や新しいものを生み出そうという気概に感服しました。

 私としては、橋や土木についてほとんど関わったことがなかったため、学ぶチャンスをいただきありがたく思います。次回は10月中旬に第2回目を開催でコストや今後の方針(モデルとなる小規模の木橋を製作し、強度試験を行うか等)についての協議予定です。

(西胤)

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「鋼構造オフィスビル床のCLT化」研究成果報告会

2月26日、東京・新木場の木材会館にて「鋼構造オフィスビル床のCLT化」研究成果報告会を行いました。

これは、昨年3月に受託した林野庁委託事業の研究成果を発表するものですが、元々は平成25年に設立した「超高層ビルに木材を使用する研究会」で提案・検討してきた課題です。研究会のメンバーを中心に実施してきた委員会では、大変熱心な議論が行われてきました。

委員会の様子
委員会の様子

 

昨年8月には、山佐木材の敷地内にオフィスビルを想定した鉄骨柱・梁を設置して、実際にCLT床パネルを施工するという施工性確認実験も実施し、これが本当に実現可能なものであるというデータを得ることができました。


 

さらに昨年9月には、2時間耐火認定を取得するための委託事業も追加で受託し、森林総合研究所や建材試験センターで色々なタイプの試験体による加熱実験を行いました。



これまでの成果を、せっかくであれば東京で広く皆様に紹介したいということで今回の報告会を実施することに決まりました。

当初、どれだけ人が集まるだろうかと心配しておりましたが、蓋を開けてみれば、申込期限前に定員150名に達し、最終的には180名以上のお申し込みをいただきました。超高層ビルに木材を使用する研究会、全国木材組合連合会、日本CLT協会、日本木材加工技術協会、日本建築構造技術者協会に後援していただいたことも大きかったと思います。この場を借りて御礼申し上げます。


当日は、あいにくの雨ではありましたが、ゼネコン、設計事務所、メーカー、研究者など各分野の専門家の方々に多数ご参加いただきました。木材会館の7階ホールにいっぱいの参加者を見て、CLTをオフィスビルの床に利用するということについて、高い関心を寄せていただいていることを実感しました。

林野庁木材産業課 小坂室長
林野庁木材産業課 小坂室長
福岡大学 稲田達夫教授
福岡大学 稲田達夫教授

<当日のプログラム> ※敬称略※

・主催者挨拶 佐々木幸久(山佐木材㈱代表取締役社長)
・林野庁挨拶 小坂善太郎(林野庁木材産業課木材製品技術室室長)
・基調講演「我国初の木床超高層ビルの実現に向けて」稲田達夫(福岡大学教授)
・事業報告①「鉄骨梁とCLT床の接合方法」稲田達夫
・事業報告②「CLT床の2時間耐火の実現に向けて」倉富洋(福岡大学助教)
・事業報告③「CLTを用いた木床の施工性確認実験とCLTパネルの製造・加工」
                    村田 忠(山佐木材㈱取締役製造部長)
・特別講演「SAMURAI集成材の設計と施工」塩屋晋一(鹿児島大学教授)

 

▼当日配布した資料をダウンロードいただけます。

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「鋼構造オフィスビル床のCLT化」研究成果報告会資料
成果報告会配布資料.pdf
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意見交換会の様子
意見交換会の様子

稲田先生が講演の中でおっしゃったように、既に実現可能なレベルまで来ています。近い将来、今回の研究成果をもとに当社のCLTが日本のどこかの高層ビルで利用されることを楽しみにしています。

事務局 山佐木材(株) 佐々木真理

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「世界一の九州が始まる ~国産杉がコンクリートを超える!?~」番組動画アップしました

毎週日曜日の朝に九州・沖縄のTBS系列各局で放送されている「世界一の九州が始まる」。この番組の9月14日放送分に、当社が取り組んでいる「SAMURAI集成材」が登場しました。

 

九州・沖縄の方しか見ることが出来ない番組ですが、この番組を提供されているキリン様から番組動画をいただきましたので、ホームページにアップしました。


15分番組ですが、制作のMBC南日本放送様が大変も熱心に取材してくださり、これから商品化を目指す私たちにとって、とても励みになる嬉しい番組になりました。

ぜひご覧ください!

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超高層ビルに木材を使用する研究会:第2回総会及び講演会・シンポジウム

10月18日(土)、福岡大学において「超高層ビルに木材を使用する研究会」の第2回総会と、講演会・シンポジウムが行われ、当社は事務局として参加しました。

■日時:10月18日(土)13:20~

■場所:福岡大学商学部2号館231教室

■内容:

(1)13:20~ 総会

(2)14:00~ 講演会「建築における木材活用の意義について」 神田 順氏

(3)15:00~ シンポジウム「超高層ビルにどうやって木材を使用するか」

<コーディネーター>

島田 泰助氏  全国木材組合連合会副会長、前林野庁長官

<予定パネリスト>(※五十音順)

稲田 達夫氏  福岡大学工学部教授

大熊 幹章氏  前農学会会長、東京大学名誉教授

神田 順氏         建築基本法制定準備会会長、日本大学教授、東京大学名誉教授

塩﨑 征男氏  山佐木材(株)常務取締役技術本部長、日本CLT協会技術部長

塩屋 晋一氏  鹿児島大学大学院教授

(4)17:30~ 懇親会(会費制)


14時からの講演会・シンポジウムには、超高層木材研究会の皆様をはじめ、日本木材学会九州支部からもご参加いただき、約70名の方にご出席いただきました。

 

基調講演は、神田順先生にお願いいたしました。

神田先生は、建築基準法に代わる「建築基本法」の制定にご尽力されており、耐震建築、建築構造等に幅広い知見をお持ちでいらっしゃいます。

今回研究会の主旨に合わせて「建築における木材活用の意義」についてご講演いただきました。

●木造=弱いというイメージが伝わってしまったきっかけの一つが日本建築学会の木造禁止決議。昭和34年伊勢湾台風の被害を受けて、防火・耐風水害のための木造を禁止した。木造だから弱いのではなく、安全をどういう形で考えて、どういう風に逸していくのかというのが本来のテーマである。

●2006年姉歯事件という構造計算書の偽装がきっかけで建築基準法の改正が行われた。ルールを細かくたくさん作ることによって規制が強化された。これは木造建築にとっては負の作用をもたらし、確認申請がなかなか通らないといったことも起こった。

●2003年に建築基本法制定準備会を200名くらいで発足させた。98年の法改正により建築の理念や関係者の責務が見えにくくなったことがきっかけ。

建築は安全でなければならないが、安全確保については専門家の責任がある。また建築主が責任を認識するということをどのようにして一般の通念にしていくか。

 

シンポジウム「超高層ビルにどうやって木材を使用するか」は、島田泰助氏をコーディネーターにお迎えし、パネリストとして稲田達夫氏、大熊幹章氏、神田順氏、塩﨑征男氏、塩屋晋一氏に参加していただきました。(各氏略歴は添付ファイル参照)

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[超高層木研]26講演会配布資料.pdf
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稲田達夫会長は、現在取り組んでいる「超高層オフィスビル床のCLT化」について、接合、耐火、施工性確認などの実験結果を紹介し、「イメージを持ってもらうために、30階建て程度の超高層オフィスビルで木床、木小梁を用いた試設計を一つ行い、資料をまとめたい」と話しました。

塩屋晋一副会長は、鉄筋を入れた集成材(SAMURAI集成材)による建物第一号の事例を紹介。塩﨑征男氏は、材料としてのCLTの特長や海外の事例等を紹介しました。

大熊幹章氏は自身が関わる虎ノ門地区のビル建て替えについて、実際に木床にCLT利用ができないか検討されていることを報告し、研究会に協力を求めました。

島田氏は、戦後日本は建築基準法にも見られるように「非木造の街づくり」=「災害に強い街づくり」を目指してきたが、今時代は逆に動いている。技術的にも「木造でも強い街づくり」が可能になっている。まず最初に木材を使うことを検討し、木材がダメなら他の材料を検討するという考えを普及させていきたいと話しました。

研究会は、九州を中心に法人会員12社、個人会員52名になりました。

現在も会員を広く募集しております。ご興味のある方は研究会ホームページまたは研究会事務局(山佐木材)までお問い合わせください。

(事務局 総務経理部 佐々木真理)

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世界一の九州が始まる

お知らせです!

 

「世界一の九州が始まる」に山佐木材が出ます!

http://www.e-jnn.com/sekakyu/home/

 

九州・沖縄のTBS系列局で毎週日曜日に放送されている15分番組で、当社が商品化に取り組んでいる「SAMURAI集成材」が紹介されることになりました。

 

■放送日:9月14日(日)午前10時15分~10時30分

「国産杉がコンクリートを超える!?」

■放送局:(鹿児島では)MBC、その他九州・沖縄のTBS系列局で放送されます

 

今度の日曜日の朝ですよ!お見逃しなく!! 

 

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CLT事業「幅はぎ作業棟」

今日は晴天。

幅はぎ作業棟の工事もだいぶ進んでいます。

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CLT施工性確認実験見学会

8月27日(水)午後、当社下住工場におきまして、CLTを用いた木床の施工性確認実験の見学会を行いました。

見学会には「超高層ビルに木材を使用する研究会」の会員を中心に、行政、大学、メーカー、ゼネコン等、40名近くの方にお越しいただきました。

(説明は福岡大学工学部の稲田達夫教授)

 

これは、先のブログでもご紹介しました通り、林野庁委託事業の一環で行う実験で、非木造建築の床にCLTを使用することを想定し、実大モックアップを使って接合部分の施工性の良否を確認するものです。

実験用の鉄骨フレーム10.8m×7.2m(3.6mモジュールを想定)
実験用の鉄骨フレーム10.8m×7.2m(3.6mモジュールを想定)
杉CLT(1.8m×3.6m 7層7プライ)の木床を鉄骨フレームに縦横12枚設置。
杉CLT(1.8m×3.6m 7層7プライ)の木床を鉄骨フレームに縦横12枚設置。

 

施工性確認実験は8月25日(月)から28日(木)にかけて行われ、途中雨に降られたりもしましたが、概ね予定通り順調に進みました。

施工時間は設置、調整、クロスビス接合まで、1枚あたり15分程度という高い施工性が確認出来ました。この実験で得られたデータを今後の実験計画に活用していくことになります。


★施工性確認実験について日刊木材新聞に掲載されました

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20140906日刊木材新聞(施工性確認実験).pdf
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CLT事業「幅はぎ作業棟」

幅はぎ作業棟の屋根掛けが始まりました。

クレーンが2台、左は林野庁委託事業の実験中です。

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CLT施工性確認実験はじまります

福岡大学工学部稲田研究室の皆さんが鹿児島入り。

今日から8月30日まで『CLTを用いた木床の施工性確認実験』を行います。

平成25年度補正予算による林野庁委託事業の一環で行われるものです。 

事業名:CLT等新製品・新技術利用促進事業のうちCLT実用化促進(接合部データの収集・分析)

福岡大学の皆さん。暑いけど頑張ってください!
福岡大学の皆さん。暑いけど頑張ってください!

 

当社内にオフィスビルを想定した10.8m×7.2mの柱梁鉄骨フレームが組み上がっています。

これからCLTの床を設置して鉄骨梁との接合や床と床の接合について、施工性の良否を確認していく実大実験です。

超高層オフィスビルの床のCLT化への第一歩!

27日(水)には実験の見学会も予定しておりますので、追ってご紹介いたします。

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第32回ジャパン建材フェア

8月22日(金)・23日(土)の2日間に渡り、東京ビッグサイトで行われた「第32回ジャパン建材フェア」に参加し、当社で製造しているCLTについて紹介してきました。以下にご報告します。


国内最大級の建材展示会

200社を超えるメーカーが出展し、総来場者数約3万人という大規模な展示会が、東京有明にある東京国際展示場(通称:東京ビッグサイト)東展示棟1・2・3ホールで開催されました。開催期間中は全国各地よりツアーバスが乗り入れ、終始活気に満ちたイベントでした。

昨今の環境問題やエコ意識、政府による木材促進などによる木材への注目からか、今回出展するにあたり用意された木構造グループのブースは会場中央部に用意され、木造建築物への期待の大きさが伝わってきました。

木構造ブース準備の様子
木構造ブース準備の様子


ブース内には大断面構造用集成材(提供:秋田グルーラム)やLVL(提供:KEY-TEC)を使用した構造体にCLT(提供:銘建工業・レングス)や杉BP材(提供:工芸社ハヤタ)、羽目板(提供:物林)などによる壁材が組み込まれた構造物が設置され、その前に当社のCLTモニュメントが設置されました。

木構造グループのブース
木構造グループのブース
当社で製造したCLT。実際に触ってその厚みや重量感が伝わるように工夫しました
当社で製造したCLT。実際に触ってその厚みや重量感が伝わるように工夫しました


来場者と反響

来場者はおよそ3万人で、その大多数は建築業界関係者でしたが、建築業界も幅広く、大型木造建築にあまり触れる機会のない方も多く来場しており、木構造ブースにかなり興味を示し関心を寄せ質問などをしてくる人も見られました。



中でも工務店や設計事務所の方からCLTについての質問が多かったです。

どのような使われ方をするのか?使用実例はあるのか?などの質問から、強度の問題や、火や断熱・音の問題、今後の展開やいつごろから本格的に使用可能か?といった質問まで多数いただき、改めてCLTへの関心の高さと期待を感じました。


今後への取り組み

今回の展示会は関東地区メインということもあり、来場者の中で「山佐木材」を知っているという人は少なく、鹿児島からの出展に驚かれる人もいらっしゃいました。今後、木造建築物が注目され見直されていく中で、大断面集成材やCLTを武器に当社の知名度を向上させ、木造建築の飛躍につなげたいと思います。


9月27日(土)・28日(日)には、マリンメッセ福岡で開催されるナイス(株)の「住まいの耐震博覧会」に出展の予定です。ご興味のある方、会場でお待ちしております!

(集成材部 西牧)

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SAMURAI空撮!

今日はテレビ局(MBC様)の取材で当社にこちらがやってきました!

カメラ搭載ラジコンヘリ!
カメラ搭載ラジコンヘリ!

7月末に完成したSAMURAI集成材による試作棟を、このラジコンヘリで上から撮影するそうです。

かなりの安定感で急浮上!
かなりの安定感で急浮上!


私たちも興味津々で空撮の様子を見学させていただきました。

天気も良く、風もなく、撮影は上手くいったようです。


★MBC様がSAMURAI集成材について取材されている番組が9月14日(日)に放送される予定です。

番組名『世界一の九州が始まる』です。どうぞお楽しみに!

http://www.e-jnn.com/sekakyu/home/

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CLT事業「幅はぎ作業棟」

5月に地鎮祭の様子をご紹介していたCLT事業の「幅はぎ作業棟」

台風で延期になっていましたが、本日より棟上げ作業を行っております。 

作業棟建設の様子は、今後も時々ブログでご紹介していきたいと思います。

 

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CLT事業「幅はぎ作業棟」地鎮祭

5月9日、今年度からスタートするCLT事業の「幅はぎ作業棟」の地鎮祭を行いました。いよいよ念願の建設スタートです。

 

将来的には、この場所でプレス、二次加工まで出来る一貫ラインにする予定ですが、今回は幅はぎラインのみをここに置きます。従って建屋としては全体計画の1/6程度の500m2のみを、今回建設します。

プレスは、論地工場が空いていることから、こちらに設置、この幅はぎ装置で出来た板を論地工場まで運んで、積層し、仕上げてお客様に届ける方法をとりました。

 

建築は地元の国基建設(株)様が施工することとなり、9月には完成予定です。地鎮祭には、役員と、国基建設(株)現場監督様、そしてこの事業を推進する製造部の4名が参加しました。

幅はぎ装置は(株)太平製作所様に発注、お盆過ぎに納入予定です。9月から試運転、そして本格稼働出来るものと期待しています。

 

将来的には一貫ラインにする予定
将来的には一貫ラインにする予定

当社のCLT事業への取り組みが、5月4日(日)の地元紙「南日本新聞」に大きく取り上げられたことから、鹿児島県内でもにわかに話題となり、多くの方々の関心を呼び始めたようです。1日も早く生産体制を整え、この新材料による新しい木造建築の黎明を迎えたいものと思います。

(代表取締役 佐々木幸久)

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ウッディストのたより新年号

はやいもので、今年もあと残り1週間となりました。当社の年内の営業は12月28日(土)まで、仕事始めは1月6日(月)です。どうぞよろしくお願いいたします。

本日、季報「ウッディストのたより」新年号が刷り上がりました。今回は「次の時代への取り組み」というタイトルで、当社の技術開発特集号としました。

CLTや鉄筋補強集成材(SAMURAI集成材)、ホウ酸塩処理木材などについての取り組みをご紹介しております。

新年早々お届けいたしますので、どうぞお楽しみに!

■PDFファイルを掲載しました!

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京都大学でCLT接合実験を行いました

11月5日~11月15日にかけて、京都大学(京都府宇治市)にて「全ネジスクリューを用いたCLT壁-CLT床間接合耐力の評価」というテーマで試験を行いました。

建物をほぼスギCLT(直交集成板:Cross Laminated Timber)だけを使って建てる場合を想定し、金物類が少なく施工の複雑さがなく、なおかつ部材の加工も簡単なCLT壁-CLT床間の接合法である「全ネジスクリューの斜めクロス打ち」を採用し、その耐力試験をしました。

図1 全ネジスクリュー斜め打ち イメージ
図1 全ネジスクリュー斜め打ち イメージ

試験方法は、せん断試験、引き抜き試験、耐力壁試験の3通りで、各試験の中でスクリューの間隔、角度などを変えて、条件の違いによる耐力への影響を比較しました。

写真1 全ネジ斜め打ち状況
写真1 全ネジ斜め打ち状況
写真2 約150㎏のCLTを吊り上げる
写真2 約150㎏のCLTを吊り上げる

写真3 せん断試験
写真3 せん断試験
写真4 引き抜き試験
写真4 引き抜き試験

せん断試験、引き抜き試験ともにスクリューの打ち込み角度の影響が大きく現れました。打ち込み間隔の影響はほとんど見られませんでした。

ほとんどの破壊は壁側のネジの引き抜けによるものでした。

スクリュー1本当たりの耐力は、せん断でも引き抜きでも、10kN(約1トン)前後という結果でした。

写真5 せん断試験 破壊後
写真5 せん断試験 破壊後
写真6 引き抜き試験 破壊後
写真6 引き抜き試験 破壊後

気付いた事としては、破壊後、床から壁が剥がれて隙間ができても全ネジスクリューがなかなか抜けきらないという点が特徴的でした。

実際床と壁が離れても、ある程度せん断性能は保たれており、全ネジスクリューによる接合部は壊れにくく、安心感が大きいということが言えると思います。

写真7 耐力壁試験 破壊後
写真7 耐力壁試験 破壊後
写真8 耐力壁試験 金物が床にめりこむ
写真8 耐力壁試験 金物が床にめりこむ

試験体の数が多いことや、なかなか試験自体が思っていた通りに進行しないといった苦労はありましたが、面白い実験になりました。

 

約2週間の滞在でしたが、京都らしいところは何も見ることなく帰りました。

(王将で餃子を食べました)

 

皆様、ご協力ありがとうございました。

(建設部 小松)

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CLT建物見学会に参加しました

季報「ウッディストのたより」2014年新年号紙面に掲載した内容です。

写真と最後の一言を追加し、ブログとして再掲載いたします。

11 月30 日、銘建工業(株)様と高知おおとよ製材(株)様によるCLT 建物の構造見学会(高知県長岡郡大豊町)に参加しました。

高知おおとよ製材(株)様の社員寮となる三階建ての共同住宅(部屋数5 戸)は、CLT(高知県産スギ製)の壁、床、屋根で構成されており、独立した柱や梁はありません。

国内で初めてCLTを構造躯体として使用した建物ということで、当日は全国から約300人もの見学者が訪れており、注目度の高さを実感しました。

CLT は国内では基準強度が定められていないため、時刻歴応答解析という構造計算を行い、国土交通大臣の個別認定を取得して確認申請に出すという方法がとられています。

接合には引きボルト接合という方式が用いられています。建て方工程については、CLT の細かいピースを地組みして幅の広い壁状態にしたものをクレーンで吊り、ボルト孔に落とし込むという方法で組み立てられています。

引きボルトの間の金物はせん断受け用
引きボルトの間の金物はせん断受け用
重厚な床と引きボルトの大きな座金が印象的
重厚な床と引きボルトの大きな座金が印象的

通常の木造軸組工法が約一週間かかるところを地組みしてから二日間で建て方が終了しています。将来的にCLT がより大きな壁、床単位で作られることになれば、さらに工期が短縮されるものと思われます。

建物内部の迫力
建物内部の迫力
このままでもクールな雰囲気ですが外装は塗り仕上げになるそうです
このままでもクールな雰囲気ですが外装は塗り仕上げになるそうです
裏側(出入り口側)から側から見る
裏側(出入り口側)から側から見る

この日のうちに鹿児島に戻らなければならず見学会を終えると急いで空港(関空)に引き返しました。うどんを食べる時間はありませんでしたが、途中目に入った紅葉が割ときれいなのが印象に残りました。

(建設部 小松)

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CLTフォーラム2013

10月24日(木)、「CLTフォーラム2013」にスタッフとして参加しました。

◆日時:10月24日(木)13時~17時10分(その後懇親会19時30分まで)

◆会場:東京大学農学部 弥生講堂一条ホール

◆主催:日本CLT協会

◆後援:公益社団法人日本木材加工技術協会、木質構造研究会

(平成25年度 林野庁地域材供給倍増事業のうち木材産業等関連支援事業)

当日、東京は台風27、28号の営業で雨模様でしたが、銀杏の大木に囲まれた弥生講堂は、落ち着いた表情を見せていました。

この建物は構造体のカラマツ集成材をはじめ、内装、テーブルや腰掛にいたるまで、様々な木質材料が使用されています。

300人対応のホールですが、参加申し込みは約250人ということで、プレス席、スタッフ席を合わせると、ほぼ満席でした。

会場となった東京大学の弥生講堂
会場となった東京大学の弥生講堂

第1部は、オーストリアのグラーツ工科大学ゲルハルト・シックホッファー教授を講師にお迎えし、『CLT ヨーロッパにおける経験』と題してご講演をいただきました。

ご自身が関わってこられたCLTの発想から開発の概要。木質材料としての強度の優位性、CLTを利用した建築物の設計に関する留意点など多岐にわたりました。

(講演の詳細資料はCLT協会ホームページからダウンロードできます)

グラーツ工科大学ゲルハルト・シックホッファー教授
グラーツ工科大学ゲルハルト・シックホッファー教授

第2部は、パネルディスカッション。東京大学の有馬孝禮名誉教授をコーディネーターに、5人のパネリスト(※)により『日本型CLTの将来』というテーマで、それぞれの立場から、貴重な興味深い意見をお聞きすることが出来ました。また聴講者の方からの質疑も多く出され、CLTに対する関心の高さがうかがえました。

(※法政大学網野教授、ベターリビングつくば岡部総括試験研究役、工学院大学河合教授、日本CLT協会中島会長、ゲルハルト・シックホッファー教授)

パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションの様子

その後、同会場エントランスホールに場所を移して、懇親会が開催されました。講師、パネリストの先生方、聴講の方々あわせて60名を超え、とても賑やかなパーティーとなりました。

(総務経理部 前田和浩)

懇親会の様子
懇親会の様子
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岐阜で木造3階建て校舎の火災実験

10月20日(日)、岐阜県下呂市御厩野の民有地で、第3回目となる木造3階建て校舎実大の火災実験が行われました。

地元・中島工務店様のはからいで、実験に参加する事ができ、とても貴重な経験になりました。

当日は、朝5時に集合し、実験現場に5時30分頃には到着。辺りはまだ薄暗く、雨も降り、霧も出ておりました。関係者の方が早朝から悪天候の中で作業に追われる姿は、これから始まる実験の物々しさを思わせました。

天候は良くなる気配はありませんでしたが、実験は行われるとのことで、私達も作業の説明を聞き、配置につきました。関係者の方の数も多く、また実験の設備も大がかりで、初めて見る光景に、国の法律を変える実験のすごさを改めて感じました。

午前8時に1階部分に点火しましたが火勢が足らず、20分後に再点火となりました。

48分後にフラッシュオーバー、63分後に2階に延焼、67分後には3階に延焼し、火の勢いを体感しました。

実験開始から2時間35分後の10時35分に実験終了、一斉に放水による消火作業が始まりました。なかなか消えない火に火事の怖さも再認識させられました。

防火壁に囲われた箇所には延焼も無く、延焼の時間等、実験としては期待した成果が得られたとのことです。

国産木材の利用促進のために規制の緩和、建築基準法の改正を願うこととします。

関係者の皆様、大変ご苦労様でございました。

(建設部 片村)

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超高層ビルに木材を使用する研究会

10月11日(金)、福岡大学(福岡市城南区七隈)にて「超高層ビルに木材を使用する研究会」の設立総会ならびに記念講演会が開催されました。

この研究会は、名前の通り、オフィス等の非住宅、中・大規模(特に超高層)建物に、できるだけ多くの木材を使用しようとするものです。

当社は、法人会員かつ事務局として、社長以下7名が参加しました。

当日配布された資料
当日配布された資料

13時30分からの設立総会には、全国から多くの会員の方々が集まりました。

会員は九州の方が多いですが、富山、東京、千葉、岐阜、静岡、大阪、兵庫、山口、高知からも来ていただき、事務局としても、直接ご挨拶できて大変嬉しかったです。

初代会長には、設立発起人代表の稲田達夫氏(福岡大学工学部教授)が選任され、その他理事、役員、会則、事業内容、予算等が承認され、研究会としての形が整いました。

詳しくは研究会のホームページをご参照ください。

会長の稲田達夫氏
会長の稲田達夫氏
50名を超える方に御出席いただきました
50名を超える方に御出席いただきました

14時からの記念講演会では、稲田達夫氏、塩屋晋一氏(鹿児島大学大学院理工学研究科教授)、田村和夫氏(千葉工業大学工学部教授)3名の先生による基調講演が行われたあと、大分大学工学部教授の井上正文氏と当社の村田製造部長が加わって、5名によるパネルディスカッションが行われました。

稲田氏からは、超高層オフィスの床を木質化することができれば、国産木材の需要拡大ならびにCO2排出削減、長周期地振動対策に有効であること等が説明されました。

稲田先生の基調講演より
稲田先生の基調講演より
終了後には懇親会も行われました。福岡大学文系センター棟スカイラウンジにて
終了後には懇親会も行われました。福岡大学文系センター棟スカイラウンジにて

「異なる専門分野を持った人々が集い、知恵を出し合うことで、建築の分野に新しい手法をもたらしたい」という当初の思いの通り、大学はじめ各方面の研究者、大手ゼネコン、設計士、メーカー、公的研究機関、行政等から参加いただくことになりました。

今後の展開が非常に楽しみです。

総務経理部 佐々木(真)

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太平製作所様 CLT情報交換会

太平製作所様には、かねがね大変お世話になっています。

同社は木工機械、合板製造機械で名だたるメーカーです。特に合板では名南製作所様とともに、我が国のみならず世界中にその名を轟かせています。技術面でも品質面でも素晴らしい会社です。

先般、同社本社工場を訪問しました。木工機械を作っている大阪工場は行ったことがあるものの、合板機械を作っている本社工場はこれまで行ったことがなかったのです。大変意義ある訪問が実現したのですが、その経緯と内容をレポートします。

私は、京都大学名誉教授の小松幸平先生のおかげさまで、ヨーロッパ(オーストリア)でのCLTの工場や使用事例を、2000年というまさにその黎明期に見学する機会を得ました。

その後なんとかこれを商品化したいと色々取り組みましたが、いかんせん規格の壁は厚く、日の目を見ることが出来ませんでした。時に利あらず、また私の力不足もありました。

時が移り、世界的規模でCLTの需要が広がり、ようやく国内でも実用化への機運が高まってきました。当社でも改めてこの事業化に取り組むこととしました。

太平製作所の成田会長は、国産材のこれからの活用策として、CLTに大きく着目しました。最近盛んになったCLTに関する各種研究会、講演会への参加はもちろん、海外のメーカーや建設事例の視察にも出かけておられます。

私の視点からは、木工部門、合板部門を持つ同社は、CLTの生産機械メーカーとしては、ベストポジションにいると思われました。このようなことから当社のCLT生産の設備開発を依頼しました。会長自ら陣頭指揮をとって事に当たられました。

まず驚かされた歓迎板
まず驚かされた歓迎板

そのような中、成田会長様のご提案で、太平製作所様、名南製作所様、太平ハウジング様の役職員の方々と情報交換を開いていただきました。

会社を訪問して玄関先に立ってまず驚いたのが「歓迎板」で、同社で試作された立派なCLTに「歓迎」の文字がありました。

そして玄関から中に入ると、事務所の皆様が一斉に立ち上がり、丁寧な挨拶をしていただいて、すっかり恐縮してしまいました。

CLT製作の実演
CLT製作の実演

交互にご挨拶を交わしたあと、太平製作所様から中間発表として、同社の技術陣入魂のCLTプレステスト機によるCLT製作の実演がありました。

一流の機械メーカーの社員さんたちが、実に折り目正しい行動や作業ぶりで目を奪われました。

当社側からは私と製造部長の村田が、木材加工の林業の現況、あるべき姿、そしてCLTの実用化見通しなどを発表しました。

大変有意義な交流会を持つことが出来ました。太平製作所様には心から感謝いたします。

(代表取締役 佐々木幸久)

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木質チップ運搬中

近年の石油価格高騰でにわかに注目を集めているバイオマス燃料。山佐木材では、工場から出る端材やボイラー熱を利用して、木質チップを製造し、近隣の養鰻場や温泉施設に販売しています。

写真はチップ運搬車。左右ドアと後方に社名と連絡先を貼りました。


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超高層ビルに木材??

5月13日(月)快晴、社長以下5名で福岡に行ってきました。

その目的は『超高層ビルに木材を使用する研究会』の設立準備委員会。福岡大学工学部の稲田達夫教授と当社の社長が飲みながら熱く語った内容が、色々な方に広がって、いつの間にか研究会立ち上げという運びになりました。

参加メンバーは総勢20名。福岡、鹿児島、大分、熊本から各方面の専門家達が福岡大学に集まりました。先日、肝付町に引っ越してこられた京都大学名誉教授の小松幸平先生もお誘いして一緒に行っていただきました。

稲田達夫教授からは、本研究会の趣旨と超高層ビルに木材を大量に使用することの意義や課題について講演していただきました。出席者からは様々な意見や質問が出ましたが、『超高層ビルに木材を使用する』ことも『床材』としてならば実現性がありそうだという意見は一致していました。様々な課題はありますが、このメンバーであれば情熱をもって解決していけそうな気がしました。次回は10月頃、設立総会を行う予定です。また追ってレポートいたします。

最後の写真は福岡大学工学部実験室の500トン構造物試験機。私には何に使うか分かりませんでしたが、カッコイイ!!

福岡大学の稲田達夫教授
福岡大学の稲田達夫教授
司会役の社長
司会役の社長
福岡大学工学部の教室をお借りしました
福岡大学工学部の教室をお借りしました

500トン構造物試験機
500トン構造物試験機
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ホウ酸塩でシロアリ対策

山佐木材では、以前から木材の防腐防蟻に「ホウ酸塩」をお薦めしています。(ホウ酸塩についてはこちらをご参照ください)

今日は、社長自宅のシロアリ対策のために、ボロンDEガード工法によるホウ酸表面処理を行いました。

40度程度のお湯にホウ酸塩(ティンボアPCO)を溶かして薬剤を作ります。薬剤を噴霧器に入れて、施工士が床下に潜り、薬剤を吹き付けていくという作業です。

今回、依頼者が室内で見学できるように、当社のホウ酸施工士・M田君にはCCDカメラで撮影しながらの施工にチャレンジしてもらいました。

現在、日本で主として使用されている農薬系防蟻剤は、農作物の残留農薬問題を回避するため分解しやすく、木部処理の効果は、5年しか持続しません。5年毎の再施工が必要ですが、施工できるのは床下に露出した木材だけで、外壁構造材は5年でシロアリに対し無防備となります。ホウ酸表面処理は、塗布された薬剤が揮発や蒸散することがないため薬剤の効果は半永久的で、環境に負荷をかけずに建物の老朽化を抑制します。

皆様もご自宅のシロアリ対策にいかがでしょうか。

ティンボアPCO
ティンボアPCO
40℃のお湯に溶かす
40℃のお湯に溶かす
噴霧器にセットするM田君と見守る社長
噴霧器にセットするM田君と見守る社長

室内のテレビに中継 結構よく見えます
室内のテレビに中継 結構よく見えます
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木材の防腐防蟻のために。ホウ酸施工の講習会

ホウ酸勉強会

木材の大敵は腐れとシロアリです。そのどちらにも長期的効果がありながら、人体に無害ということで、山佐木材では数年前から木材の防腐防蟻にホウ酸を使用することをすすめてきました。山佐木材の場合は、ホウ酸塩を材に加圧注入していますが、日本ボレイト様は建物へのホウ酸施工を広めようと精力的に活動されている会社です。

今日は、日本ボレイトの浅葉社長に来社いただき、シロアリの生態や種類、ホウ酸の効果と安全性、ボロンdeガード工法の内容などについて講習会を実施いただきました。

山佐木材からは社長、常務、専務をはじめ12名が参加しました。

先日東京でホウ酸施工士の認定試験を受けてきたM田SG君は浅葉社長に一番近い席で熱心に受講しており、浅葉社長から何度も名前を出していただいていました。

全く知識の無い私でしたが、非常に分かりやすく勉強になりました。

どうもありがとうございました!!

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きもつき情報局HPに当社の取組が紹介されました

「きもつき情報局」のホームページに山佐木材が登場しました。
「きもつきから新しい建築の風を起こす」というタイトルです。
超高層ビルの床材に、コンクリートではなく木材を使ったらスゴいんじゃないかということで、大学の先生方と一緒になって新たに研究会を立ち上げようとしています。
ぜひご一読を!
超高層木材研究会
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